それじゃあマーケティング力が無いと言われても仕方ない。

投稿者: | 2021年4月23日

それじゃあマーケティング力が無いと言われても仕方ない。

マーケティング力

 

と、ある会社のマーケティング担当の人との話。

「自分たちの会社は、マーケティング力が無いんだよねぇ」と言うんです。

 

その会社は、みなさまお馴染みの商品を販売している会社。

なので、そう仰るのは意外や意外、めちゃくちゃマーケティング力があると思っていました。

 

しかし、その先の話を聞いてみると、こういうことでした。

 

「ウチのマーケティング部は、データを分析して、レポートして、売れ筋商品を洗い出して死筋商品をカットしたり、コストを削減するのは得意だ」と。

デジタルマーケティングやデータドリブンといったキーワードが取りだたされる昨今、そうしたやり方は、有効なのではないかと思うボク。

 

しかし、彼はこう言います。

「でもさ、「コストを倍にしていいから、倍の価格で売れるようにして。」と言うと、途端に固まってしまうんだよね。」と。

なるほど。

 

溜まったデータを読み解いて、仮説を立てて施策を考えたり、見栄えの良いプレゼン資料をつくったり、無駄な作業やコストを洗い出して10%削減するみたいなことは得意なんです。

  

しかし、データだけではわからない、自由に発想してカタチを作る、そうなると「何をしたら良いのかわからない。」となるんですね。

言い換えると、塗り絵を効率よく完成させるのは得意だけど、白いキャンバスに自由に絵を描くことは苦手ということですね。

 

なるほど、データばかりを見ている中で、データに無かったり、自由に考えるって言われると固まってしまう、、、よくわかります。

 

ただ、こんなときにどうしたらいいのか?

固まってしまったあなたは、どうします?

 

 

 

本を読むとか、セミナーに参加して勉強するとか、そんなんではないですよね。

 

そう、ものすごくカンタン。

 

現場で、お客様に聞けばいいんです。

こんなことに困っている、あんなことに困っているという声を聞いて、その情報を編集して、自分なりの仮説をつくって試して、またお客様に聞いてみるを繰り返す。

とてもシンプルなことなんですが、これがわからない人が多いそうです。

  

データ分析やコスト削減も良いですが、生の声を大事にすることも重要です。

頭でっかちにならないように気を付けたいものです。

  

 

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