SEOやSNS集客をするのもいいけど、木を見て森を見ず状態がどうかを確認してからでも遅くない。

ビジネスをしていて最近思うのは、ボクも含めて部分的に見てしまう人が多いということ。

例えば、EC事業。

ECで言えば、「SEOで検索順位を上げないと！SEOのやり方教えてください！」とか、「集客しないといけないから、SNS集客にお金をかけようと思います！」とか、そういったことをよく耳にします。

EC関連ツールの広告や売込みも、「SEO改善でセッション数が3倍になった実績」やら、「SNS運用代行で集客が5倍になった実績」をよく紹介されます。

こういう話を聞くと、SEOやSNS集客はものすごく有効なような気になってしまいます。

そして、それらを取り入れればすべてが解決すると思い込んでしまう。

そんな場面を幾度となく見てきました。

果たして、本当にそれらを取り入れれば、抱えている問題は解決するのでしょうか？

結論は、解決するかもしれないし、解決しないかもしれない。

でも多くの場合は、解決しないと思います。

解決しない理由は、「木を見て森を見ず」状態だから。

SEOとか、SNS集客とか、「集客できないという課題」と解決するための手段ですが、実はビジネスの課題は集客ではなくリピートがされない、されていないというのが優先課題だよなぁなんてことはよくある話。

SEOやSNS集客が悪いわけではなく、あくまで課題解決の手段の一つであって、そもそもその課題の優先順位を間違えていませんか？ってことです。

つまり、「見えている課題は一部分であるから、その課題を通じて見えてくる全体像を今一度整理することが大事だし、何をするにも一度立ち返って考えた方がいいよ」というのがボクの結論。

木を見て森を見ず。

そんな状態で「問題を解決するにはこれしかない！」と思い込むのは危険です。