基礎と基本とテクニック。
ふと「基礎と基本って、何が違うんだっけ？」と思ったので、整理してみました。
まず、基礎。
調べてみると、
・それをより所として物事を成り立たせる、おおもと。
・建築物や大きな装置の一番下にすえ、全重量を支えるもの。
なるほど、何事においても土台になることですね。
次に、基本。
・その物事の中心となる、おおもと。
ちょっとわかりにくいのですが、基礎があって、その上に基本があるわけです。
ボクの中では、建物の土台は基礎、その基礎の上に建物の中心になる主柱が基本といったイメージです。
最後に、テクニック。
・技巧。技術。技法。
テクニックは、基礎があって、基本があって、その上に成り立つものです。
建物も、しっかりした基礎があり、中心となる主柱があった上で、機能的な造りや華やかな装飾が成り立つわけです。
ということで、基礎、基本、テクニックの三段階の違いが明確になりました。
これ、仕事に当てはめるとどうでしょう。
基礎は、挨拶やコミュニケーション、仕事への姿勢です。
時間を守る、期限を守る、相手の期待を上回るように仕事を組み立てる、などなど。
基本は、職業や職種によって変わると思いますが、それぞれの柱となる、言い換えれば軸となる基本動作や考え方です。
ボクの場合だと、セールスとしての基本的な思考や行動、マーケティングとしての基本的な思考や行動、事業を回すための基本的な思考や行動、チームを強くするための基本的な思考や行動、があるわけです。
野球でいうならば、投げる、捕る、打つ、走るといったところでしょうか。
その基本動作や基本思考がなければ、そもそも成果に結びつける仕事はできません。
そして、その上にテクニックがきます。
セールスのテクニック、マーケティングの中でもECで売上を上げるためのテクニックなどなど。
テクニックは、人にわかりやすいし、華やかな側面もあるので、基礎と基本をすっ飛ばして身につけたくなるものです。
ただ、すべては基礎と基本あってのものです。
まずは、自分の基礎と基本を見直すことが大事なのかもしれません。
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