部下がパニくったときの対処法。

投稿者: | 2020年5月12日

部下がパニくったときの対処法。

メンバーを育成するのもボクの仕事。

メンバーがパニくったときの対処法についてメモメモ。

 

ボクのチームのメンバーは、自分と比べれば、はるかに理解力もあるし、処理能力も早いし、段違いに優秀だと思います。

にも関わらず、仕事でパニくる人もいます。

パニくる症状は、感情的になる人もいれば、思考停止になる人、混乱してしまう人など様々。

そんなときにどう対処するかは、とても重要です。

 

ボクの場合。

まず、相手の話を聞きます。

「今、何が問題なの?」と質問し、相手が考えていることを言葉にしてもらいます。

期限までに間に合わない、いろいろな仕事を抱えて何から手を付けていいかわからない、特定の仕事に対してどこから手を付けていいかわからないなど。

それぞれが抱えている問題を具体的に出してもらい、それを紙やホワイトボードに書き出します。

自分の頭の中のことを外に出して、客観的に見られる状況をつくるだけで、相手はかなり落ち着けます。

 

次に、ゴールの状態を確認します。

今抱えている問題が、どうなったらいいのか、どうしたら完了と呼べる状態になるのか。

ここが曖昧なことで、余計なことで感情的になったり、悩んでいる人もいます。

なので、一緒にゴールを確認します。

「これは、いつまでにこういう状態にすることをゴールとしよう。」

「あれは、ここまで完了させることをゴールとしよう。」

といった感じで一緒に確認をするわけですね。

ここで、「あれ?ゴールはこっちなのに、なんであっちのほうに向かって走っていたんだろう」とか、「ゴールはあっちなのに、なんでここで悩んでいたんだろう」ということに気が付いたりするんです。

この段階までくると、相手もだいぶ落ち着きます。

 

最後に、タスクの確認とやり方、優先順位を決めます。

今の問題や状態を書き出して、ゴールが明確になれば、そのギャップを埋めれば良いということになります。

そのギャップを埋めるための課題を解決するためのタスクを洗い出して、優先順位を決めて、やり方や手順を一緒に確認します。

そのときに必要なスキルや知識、他のメンバーの応援などを一緒に整理するんです。

そうすると、何から手を付けて、どんな状態になれば完了かが明確になり、相手は落ち着きます。

 

この一連の流れを何回も繰り返していると、自分で自分の仕事を組み立てられるようになるし、他のメンバーが困っているときも同じような手順で手助けすることができます。

それこそがメンバーのレベルアップにつながるわけですね。

ぜひ上司の立場にある人は試してみてくださいまし。

 

 

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