ビジネスに必要な「改善」「改革」「革新」の三兄弟。

投稿者: | 2020年4月9日

ビジネスに必要な「改善」「改革」「革新」の三兄弟。

赤字のビジネスを立て直すには、「改善、改革、革新が必要」という話を聞いたことがあります。

ボクも赤字事業を立て直すこともやっていますが、まさにその通りだと思います。

 

赤字事業を立て直す手順は、シンプルです。

  1. 現状を把握する
  2. どんな形にするか決める
  3. 現状と未来のギャップを埋める方法を決める
  4. アクションして、チューニングして、方法をより良いものにする

シンプルにこの4つだけです。

 

ただ、会社というところは、いろんな部署や関係者がいるので、鶴の一声で動かせる状況でない限り、いきなり改革することができません。

そこで、この「改善、改革、革新」の考え方が必要になるんです。

 

まず、赤字事業を立て直すことに必要なのは「改善」。

改善とは、今できるところにメスを入れて、より良くすることです。

ビジネスであれば、集客方法の改善、客単価の改善、一回に購入する点数の改善、一個当たりの平均単価の改善、リピート率の改善、コスト改善など。

改善は、1か月から3か月くらいで効果が出るのでわかりやすく、比較的簡単で現場レベルで実施できるので、ハードルはとても低いです。

レベルで言うと、部屋の模様替えみたいなものです。

 

次は、「改革」。

改革は、ビジネス要素をより良いものに置き換えるものです。

ビジネスを支えている商品・サービスを入れ替えたり、販売チャネルを変えたり、ブランドを変えたり、バックオフィスの組織体制や運用方法をガラッと入れ替えるものです。

これは、ちょっと大掛かりにになりますし、お金や人も必要になり、会社でいうと上層部が決める必要もあるので、効果を出すまでにも半年~1年ほどの時間がかかります。

レベルで言うと、家の土台は変えないけど、リフォームするようなイメージです。

 

次の段階が、「革新」。

革新は、ビジネス自体を変えてしまうもの。

そもそものビジネスを新しく始めたり、新しい商品・サービスを開発して、別の分野に参入するようなものです。

これはものすごくパワーが必要ですし、成果が出るのも5年から10年といった時間軸となります。

レベルで言うと、まったく別の場所に、新たに家を建てるイメージです。

 

ビジネスを組み立てるにあたっては、そんなフレームに当てはめてみると思考が整理できるかもしれません。

 

 

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