ビジネスの会議資料をわかりやすくつくるには?

投稿者: | 2020年4月4日

ビジネスの会議資料をわかりやすくつくるには?

会社というところは、会議のための資料作成を当たり前のように行っています。

「資料なんて紙がもったいないし、ムダになるからいらないのに。」と思うこともありますが、資料があるおかげで会議がスムーズに進むこともあります。

会議をスムーズに進められる資料と、ムダだと感じる資料、その違いはどこにあるのでしょう?

 

そもそも、会議や打ち合わせとは何のためにやるのでしょう?

それは、未来のために意思決定をするためです。

言い換えると、現状報告や気合注入みたいな類のものもありますが、そこで何も決まらず、何も行動に落とし込んでいない会議や打合せは、何の生産性もないということです。

 

そして、当たり前ですが、資料を発表するために会議があるわけではなく、会議で意思決定をするために資料があるんです。

会社の会議だと、自分がいかにたくさんのことを調べたとか、見せ方にこだわりを持つことでアピールすることも時によっては必要です。

しかし、アピールしたい気持ちはわかりますが、自分の伝えたいことをひたすら盛り込んで、見せ方に一生懸命になっても、その多くはムダであり、相手にとってはわかりにくくなってしまうんですね。

 

では、わかりやすい資料の構造は、どうなっているのでしょう?

  • 目的、目標の確認
  • 現状
  • 目標に対する予測
  • ギャップ
  • ギャップを埋めるアイデア
  • アイデア毎の課題
  • 決定したい事項

が、順序良く、シンプルにすっきりと書かれています。

 

ボクもその昔、先輩から「お前の資料は、わかりにくい!」と言われていましたが、自分の伝えたいことばかりを書いて、きちんと構造を考えてつくっていなかったことを思い出しました。

そして、しっかりとした構造ができたら、見せ方を工夫するの順序が良いと思います。

たかが資料、されど資料。

資料の目的や構造を考えることは、ビジネスの基本なのかもしれません。

 

 

 

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