相手のことを考えながら話している人、いない人。

投稿者: | 2020年2月28日

相手のことを考えながら話している人、いない人。

友人の会社での話。

先日、仕事でシステム部門と打合せをしていて、コミュニケーションの大切さを学んだわ~ということを聞きました。

仕事の内容の違い。

友人の会社は、物販をしている会社です。

そこで、新しいシステムを導入するにあたっての打合せがあったそうで。

システム部門の人たちは、システムをつくることが仕事です。

友人は、マーケティング部門なので、マーケットをつくるのが仕事です。

共にお客さまに価値を提供するために仕事をしているわけですが、なかなか話が噛み合わないらしく。

会社あるあるの話ですが、システム部門はシステムの立場からモノゴトを考えて「そんなのシステム的に無理だ」「そもそもシステムの前提がそうなっていないから、改修するのにいくらかかると思っているんだ」みたいないことを言い、一方でマーケティング部門なのでお客さまの立場でモノゴトを考えて「より良いサービスを提供したいのに、なんでできないの?」みたいなことを言います。

もちろん、どちらが良い悪いではありませんが、それぞれで論点が異なるので、なかなか話が噛み合わないそうで。

その中でも、その友人の会社では、システム部門の中でも話せる人、話せない人がいるそうで、その違いを考えたそうです。

前提の理解度を把握して伝える。

システム部門の話せる人の特徴は、前提を伝えるのがとてもうまいそうです。

それぞれの立場で、それぞれの言いたいことを言っていては、話はまとまりません。

その方は、まず前提をキチンと確認するそうです。

「この問題の目的は?」

「前提として、こういったことがありますよね?」

で、もし前提がずれていたら、そこを修正してから議論に入るそうです。

そりゃあそうですよね。スポーツの話をしていて、片方は野球のことを話していて、片方はサッカーのことを話をしていたら、同じスポーツでも話は噛み合いません。

理解レベルを把握して伝える。

もうひとつ、システム部門の話せる人の特徴は、相手のレベルを把握することがとてもうまいそうです。

システムというのは、何も知らない人からするととてもわかりにくいもの。

相手の理解のレベルに合わせて伝えることが大切です。

それをシステム部門は「こんなことも知らないの?」的な上からの態度で接する人もいるので、現場の人たちとギスギスしてしまうことが多いそうです。

四則演算がわからないのに、因数分解のことを説明してもわかるはずがありません。

システム部門で話せる人は、相手のレベルを把握して、わかりやすい例えに置き換えて説明をするので、話し合いがスムーズに進むそうです。

なるほど、これはシステム部門に限った話ではありません。

相手のことを考えながら、コミュニケーションを取ろうとする姿勢は、日常でも大切なことですね。

 

 

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