1日1事でマネされるチームをつくろう。

投稿者: | 2014年7月5日

 

#799 1日1事でマネされるチームをつくろう。

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みなさん、こんにちは。

人は、急に大きく変わることを恐れます。会社の組織も同じで、大人の事情やルール、過去の成功体験が邪魔して、大きな変化をすることはとても難しいです。

しかし、時代は日々変わっています。

時代が変わっているのを止めるのは無理なので、自分たちを最適化しなければなりません。

さて、あなたのチームは、自らチームを変えようとしていますか?

旭山動物園に学ぶ。

旭山動物園は、動物の見せ方を一変させました。そして、旭山動物園のチャレンジをいろんな動物園や水族館が取り入れています。

旭山動物園が始めた動物の見せ方は、きっとどこの動物園でもできたはずです。しかし、その発想ができなかった、もしくはそのチャレンジができる風土ではなかったんだと思います。

こういったチャレンジというのは、とても勇気がいるし、反対者の方が多いと思います。さらにはたくさんの失敗も伴います。

しかし、そのチャレンジの結果、旭山動物園の方法が、消費者の心をとらえ、動物園業界の変化を作った訳です。

1日1事。

会社でも同じように、今の仕組みでいかに効率良く管理できるかというところにフォーカスすることが多いです。しかし、効率の良い管理をすることが、お客様が喜ぶことではありません。

もっとお客様にとって使い勝手のいい仕組みをつくることが大切です。

なので、ボクたちのチームも旭山動物園のように、会社はもちろん、業界全体が真似したくなるようなアイデアやサービスを実現するためにチャレンジしていこうと考えています。

そのために、小さなことですが、毎朝の朝礼でやっていることがあります。

それは、井ノ上さんに教えていただいた1日1新をマネして、1日1事(いちにちひとこと)。これは、自分の気になるニュースやおもしろいと思ったことを「なぜその事が、それが気になったのか?」を話すようにしてもらっています。

これをすることにより、その商品やサービスが全体のコンテキストの中で、どう自分と出会っているのかを意識してもらうためです。

その商品やサービスが、自分の生活の中で、どういうときに、どういう感情の自分に引っかかったのか、情報を探しにいったのか、フラッと歩いていて目に入ってきたのか、なぜ目に入ってきたのか、そういったところを突っ込んで考えると、いろんなヒントがあると思います。

会社の概念を変えるアクション。

1日1事で小さなヒントやアイデアを毎日積み上げて、チームみんなで発想できる素地をつくっています。こういうのって、日々の練習です。

(実際は、ボクが一番クリエイティブではないので、みんなの視点や発想を教わりたいだけなのですが。。)

さらにボクは、意図的に会社からOKがもらえないようなアイデアをメンバーに投げかけます。それは、発想を広げるためであり、できるかできなかを問うのではなく、やってみたらおもしろいか、つまらないならどうしたらおもしろくなるか、を考えるためです。

これは組織を動かすときにとても大切な考えで、”儲かる”視点も大切ですが、人は「おもしろい」と感じたら、たとえ会社のルールや過去の成功体験があったとしても、動きたくなります。

そういったアイデアやヒントをどんどん発信していくチームでありたいと考えています。

 

★近況報告★

今日は、息子のサッカーが中止。家の雑事をして、子供たちと図書館へ。

1日1新:新代田の図書館。

1D1A:自部署の価値を考える。

 

今日も一日感謝です。