やり切るチカラがないと、モノゴトから逃げる思考習慣になるから気をつけたい。

投稿者: | 2019年8月8日

やり切るチカラがないと、モノゴトから逃げる思考習慣になるから気をつけたい。

やり切るチカラ

仕事で大切なことはたくさんありますが、その中でも5本の指に入るのは『やり切るチカラ』だと思います。

やり切るチカラとは?

やり切るチカラとは、どんなものなのでしょう?

例えば、「今月中に10個のジョブをすべて完了する!」という目標を立てたとしましょう。

立てた当初は、テンションも上がっているし、まだ全体像しか見えていないので、できそうな気がして「よし!頑張るぞ!」となります。

しかし、実際に手を付けてみると、計画当初には見えない部分が出てきたり、気持ち的にも乗らない日が出てきたり、他の仕事が入ってきてしまったりといったことが出てきます。

そうしたときに、「ああ、このままでは10個のジョブが終わらないわ~」と弱気になってしまうこともあります。

こんなときに、「いや、そうは言っても目標を立てたのだから、何とかしないと!」と考える人と、「仕方ない。目標は10個だったけど、状況が変わったから7個に下方修正しよう。」と考える人がいます。

どちらが良い悪いではありませんが、個人的には、前者の人は”やり切るチカラ”のポテンシャルを持っていると判断し、一緒に仕事をしたいと思えます。

言い訳上手になっても、おもしろい仕事はつくれない。

この”やり切るチカラ”とは、言い換えると、前に進むための”もがけるか否か”とも言えます。

「目標を立てたのは良いけど、自分の能力や状況を考えたら、できないじゃん。。。」ということは、仕事の中ではよくあること。

そんなとき、自分の能力の限界を決めて、その範囲でできることを考えてみて(この場合だと10個から7個に減らす)、精神的、時間的な負荷を減らすのはとても楽です。

”もがく”ことをせずに、今の自分の中でできることだけで何とかしようとする。

仕事が終わらずに迷惑をかけたくないからという考え方があることも理解できますが、本当にそれで良いのでしょうか?

それ、本当にできないんですか?

デキる方法はありませんか?

その可能性も考えず、行動もせずに、逃げているだけではありませんか?

こういう一度決めたことを、体の良い言い訳で簡単にくつがえす思考は、言い訳上手になるだけで、モノゴトから逃げるクセがつきます。

やりきろうとする人は、強くなる。

一方で、「一度立てた目標なんだから、何とかしないと。。」と”もがくことができる人”は、とても強いです。

目標達成のために、自分で徹夜してでも何とかするかもしれないし、人の頭を下げて手伝ってもらうかもしれないし、達成するための可能性を見つけて、ひとつひとつ潰していく。

これは、精神的にもキツいことかもしれません。

しかし、これができる人は世の中にいますし、そういう人は仕事を面白くデキる人です。

その差をつくるのは、過去に自分の限界を超えてやり切った経験があるか、モノゴトから逃げないか、チカラの出し惜しみをしないか、といったポイントだと思います。

夏休みの課題を、毎日これだけする!と決めた子どもたちには、やり切る方法を考えさせています。

「今日は、もう疲れたからやらな~い」「友達と遊ぶことになったから、できな~い」ということを言い出そうもんなら、にこやかに「やるためにはどうする?」とプレッシャーをかけるので、子どもたちもブツブツ言いながらやるようになっています。

そんなことを言いながら、自分はやらなかったくせにね。。。

 

 

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