口にしている”強み”は”強み”にあらず。

投稿者: | 2014年6月12日

 

#776  口にしている”強み”は”強み”にあらず。

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みなさん、こんにちは。

最近、検索エンジンにハマってます。今まで全く気にしていなかったんですが、検索エンジンってスゴイ仕組みなんですね(←素人丸出し)。

よくいう”強み”って表面的なもの。

検索エンジンって、普段何気なく使っていましたが、そんなにもすごい仕組みだということは知りませんでした。。。

そして、その会社のエンジンによって、できることや得意なことが違うことを知りました。当然ながら、検索エンジンにも、それぞれの強みがあり、自社のサイトに合う合わないがあります。

しかし、そういった”強み”というのは、実は表面的なことです。

口にしている”強み”は、本当の”強み”にあらず。

「ウチのサービスは、ここが強みです!」みたいな”強み”というのは、実は氷山の一角です。

確かに技術的に卓越しているものもありますが、実はこういった”強み”というのは、検索エンジンに限らず、大差がありません。極端な話、コストを考えなければ、競合でやっているサービスに近いものは作れるし、営業マンがガンバって社内調整をすれば何とかなるようなことが多いです。

では、本当の”強み”は何なのでしょうか?

ボクは、その技術的もしくは仕組みの”強み”を作りだした環境と、それを支える人たちの資質だと思っています。

”強み”を作る方法。

会社の強みと言うのは、ある日突然生まれるものではありません。

いろんな人がたくさんの努力や工夫を重ねて、結果的にできたサービスやプロダクト、仕組みが”強み”として認識されます。その過程には、いろんな人が苦しみながら、より良い価値を提供するために奔走する必要があります。

ということは、その奔走を支える価値観や文化こそが、本当の”強み”です。

上司が「お前たち、強みを考えろ!」「強みを作りだせ!」と言っているようなチームでは、きっと本当の”強み”は生まれません。

強みを作りたければ、そのチームの仕事の環境を考える必要があります。管理や統制の行き届いた言われたことしかやらない画一的な環境では、きっと”強み”は生まれません。

メンバーがいろんな小さな工夫やアイデアをカタチにできるような環境こそが、”強み”を生み出します。そう、これもまさに環境問題です。

なので、ボクはお付き合いする会社さんを選ぶときは、そういった点を見ています。

 

★近況報告★

今日は、来客三昧。午後はアイデア整理。

1日1新:近くの総菜屋さん。

1D1A:メディアの勉強。

 

今日も一日感謝です。