会議の資料を作っている時間があったら、ヒザを擦りむいている小学生を見習え。

投稿者: | 2014年6月10日

 

 

#774 会議の資料を作っている時間があったら、ヒザを擦りむいている小学生を見習え。

 

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こんにちは。コジマです。

仕事って、本当におもしろいです。

仕事を通して、人柄ややり方、考え方に出会い、日々勉強になっています。仕事の判断や進め方には、その人のクセや人柄が映し出されることが多いです。おもしろいものです。

計画と実行、どちらに重心を置いているか。

プロジェクトや仕事を進めるにあたって、いろんなやり方や考え方に出会います。

出会う人の多くは、「計画」と「実行」のどちらかに重心が偏っています。バランスのとれた人というのが理想ですが、なかなかいません。

多くの場合は、計画に偏っています。

会社というところは、費用対効果を説明することが求められるので、進めるにあたり情報収集や計画を立てて、それなりの資料を作って、承認をもらい、仕事を進める必要があります。

大きな失敗はしないかもしれませんが、それだけにスピードも遅いし、いろんな意見が入ってくるので、なんだかよくわからないありきたりなものになることが大半です。いろんな視点は必要ですが、そのレベルがある程度の高さを持っていないと、リソースをつぎ込んだけど、目も当てられない状況になります。

組織としては扱いにくいかもしれませんが、ガンガン実行して、既成事実を作ってしまって、拡大解釈という自分に都合の良い形で承認をとり、気がつけば結果的にお客様のためになっている方がいいと思いませんか?

会議の資料の9割は必要なし。

計画をキッチリするのは大切です。

しかし、計画を作るために仕事をしているのではありません。

メンバーのひとりが言いました。

「こんなに膨大で細かい資料や計画をつくるくらいなら、その時間を課題改善に充てた方がよっぽどいい。「課題改善に全力で取り組んでいたから、資料が作れませんでした。」と言えるくらいでないと、良くならない。」

そう、おっしゃるとおり。

会社というところは、ガンガン行動していろんな失敗をする人よりも、資料が上手に作れることを評価してしまう風潮があります。そうすると、行動もしないで、資料作りに熱心に取り組むようになります。それって、本当に顧客の創造につながりますか?って話です。

確かに、資料が必要なときもありますが、今までの経験からいくと9割は必要ありません(コジマ統計数値)。

やってみて、怒られたら修正すればいい。

怒られるために仕事をしている人はいません。

自分では良いと思ってやっていて、結果的に失敗することはありますが、致命的な失敗をしない限り、何もやらないより数百倍速いスピードで物事が進み、進んだからこそ見えてくることがあります。

進まないと見えないことこそ商売に大切なことであり、いくら計画を立ててもこの大切な”部分”は見えません。そんな単純なこともわからずに、偉そうに資料の不備にツッコミを入れるくらいなら、ワクワクするようなおもしろいアイデアを出した方がよっぽど良い仕事が創れます。

やってみて、失敗したらごめんなちゃいと謝り、次の方法を考えればいい話です。

マラソンで申し込んじゃってから、どうするか考えるプロセスに似ていますね。

ボクは、計画や資料作りは最低限に時間をかけさせず、致命傷を防ぐことだけ考えて、積極的にトライして、転んで、ヒザ小僧をいつもすりむいている小学生のように、「失敗してもドンマイ!」的なチーム文化を作っていけれたら、小さなチームで大きな仕事を創っていけると思っています。

・・・書いていて耳(目)が痛いですが、そんなことを言っている自分の行動がまだまだです。ガンガン行動していこうと改めて思いました。

 

★近況報告★

今日は、コンサル会議に、サイトデザインMTG。

1日1新:サイトデザインの作り方。

1D1A:マネジメントの勉強。

 

今日も一日感謝です。