売上だけを追い求めると。

投稿者: | 2019年2月22日

売上だけを追い求めると。

 

ビジネスにおいて売上を上げることは、とても大事。

けれど、売上だけを考えているとおかしなことが起こります。

売上だけを追い求める危険性。

ビジネスで売上が大事なのは、誰もが知っています。

しかし、売上だけを追い求めると、現場では「売上を上げれば、何をしても良い」という考えが蔓延ることがあります。

そうなると、お客様のことはもちろん、利益度外視、効率度外視、みたいになるんです。

そもそも売上を上げるには、客数を上げるか、客単価を上げるしかありません。

多くの場合、客単価を上げることは難しいと考えるので、客数を上げる施策を考えてしまいます。

客数を上げるとなると、広告を打ったり、安売りセールを開催しよう、という発想になります。

ただ広告には目に見えて費用がかかるから、セールで割引にしようということになりがち。

そうなると、売上は上がるけど、利益がドンドン減っていきます。

売れば売るほど疲弊する構図。

売上を求めるが故に、利益が減っていく。

この構図は、危険すぎます。

「とにかく売上を上げないと怒られるから」という現場の理屈もよくわかるんです。

それに、安いわけだから客数は増えて、一時的に見たら売上は上がって、体裁は保てます。

しかし、それが常態化すると、セールをやらないと売上が上がらない状態になっていきます。

さらに、セールなどで客数が増えて、売上が上がれば上がるほど、その処理の工数が増えてしまう業務の設計だとマジ悲劇です。

売れば売るほど、疲弊してしまいます。

ビジネスの設計をするなら。

利益や効率を考えずに、売上だけを考えると、破滅への道をまっしぐら。

もちろん、ビジネスにおいて利益を考えずに、売上だけを追い求めるフェーズもあるでしょう。

しかし、それはある一定の売上が上がれば、利益が出る構造になっている場合です。

売上を上げれば上げるほど、現場の人が頑張れば頑張るほど、赤字になっていくのは、悲惨以外のなにものでもありません。

ビジネスを設計するならば、利益の構造、業務フローを考えることがものすごく重要です。

当たり前のことですが、つい忘れてしまう人が多いんです、ボクも含めて気をつけたいところです。

 

●「マーケティングをやらないと。。」と思ったらお声掛けください●

【マーケティング支援サービス】

*ご自身のマーケティング戦略を考えたい、マーケティング知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!

 

↓Kindleで本を出版してみました↓