マーケティング、特にデジタルマーケティングの領域で仕事をしているボク。
デジタルマーケティングの領域では、自分を含めて、全体を見渡せている人は、ものすごく少ないように思います。
例えば、デジタルマーケティングの代表格であるＳＥＯやデジタル広告。
騙しているつもりは無いのでしょうが、ＳＥＯ業者さんは、「ＳＥＯを最適化しましょう！」とＳＥＯの必要性を訴えてくるし、リスティング業者さんは「リスティングで刈り取りましょう！」とリスティングの必要性を訴えていきます。
ＳＥＯ業者さんが「このフェーズなら、リスティングを強化しましょう！」ということはありませんし、リスティング業者さんが「今は、広告を打たずにチラシを撒きましょう！」ということもありません。
まあ、当たり前ですけど、こちらの全体戦略の中での施策の役割や影響度はあまり気にせず、自分たちの仕事に引き込もうとします。
とすると、マーケティング担当者がしっかりとハンドリングをすることが大事になります。
全体や中長期の計画の中で、自分たちは、誰に、何を、どうやって提供したいのか？
その中でも、「短期的には、数字を増やさないといけないから、こうしよう」とか。
「でも、将来的には、こういうお客様がこんな流れで入ってくるのが理想だから、こうした施策をどんどん打っていこう」とか。
そのために、ＷＥＢでは、どう表現するか？
一方のリアルでは、どう表現するか？
潜在層にどうアプローチしていくのか？
このキーワードで来てくれた人が、どうしたら買いたくなるのか？
一方で、使えるリソースは？
Ｐ／Ｌをどう組み立てるか？
というような設計が必要になります。
そのためには、デジタルマーケティングの手法に詳しいだけではダメなんですね。
今まで積み重ねてきた商売の歴史や文化、その価値をデジタルも織り交ぜて提供できるようにマーケティングを設計することが大事。
そんなマーケターを目指して、事業のど真ん中で勉強をしています。
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