会社の元同僚と話して思ったこと。
会社の元同僚と話していて。
先日、会社の同期で、昔同じ部署で働いていて、今は自分の会社を営んでいる友人Ａくんと飲んでいたときのこと。
経営のおもしろさと厳しさ、全く異なる業界のいろんな話が聞けて、とても有意義な時間でした。
そして、こう言うんです。
「いや～、あのときの仕事で経験したことや学んだことが、今の仕事に活きている。」と。
ふ～ん、そういうものなんだな。
また、同じように昔同じ部署で一緒に働いていて、今は自分の事業を営んでいて縁あって仕事を一緒にしている後輩と話していたときのこと。
「センパイ、あのときの仕事の優先順位の付け方や段取りの仕方が、今の仕事に役立っているんです。」
ほほう、そういうもんなんですね。
今に文句を言う人。
一方で、ボクが昔所属していた部署の人Ｂさんと話していたときのこと。
「いや～、仕事が多すぎて回らないわ～。上もサイアクだし。」
「業務の量は昔と変わらないのに、人が減っててホント忙しいわ～。」
そんな話を聞きました。
やり方が昔とほぼ変わっておらず、効率も上がらず、業務の量だけ増えている様子です。
なるほど、確かにそうかもしれません。
仕事から学び、活かすのは自分次第。
前者の同僚も、後者の同僚も、１０年前は同じような仕事をしていました。
その同じ仕事をしていたのに、一方では「とても学びになった。なぜなら、あのときの経験が今の仕事に役立って、成果を出せているから。」と言い新しい場所で活躍し、一方では「いや～、ホント大変だわ～。」と言い、特に変わらないやり方で、気がつけば年齢だけが積み重なっている状態になってるんです。
不思議ですよね。
同じ仕事をしていたのに、その仕事の取り組む姿勢、学びを抽象化させて新しい環境で活用しようとする思考があるか、ないかで、時間が経つにつれてその差はものすごく大きなものになったわけです。
結局は、自分の経験から学びを深めて自分で活かすのも、ただ仕事をこなしているだけで活かすことをしないで文句を言うのも、自分次第。
どちらが良い悪いではありませんが、ボクは前者のほうでありたいです。
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