仕事の時間軸の考え方で、その成果は変わる。

投稿者: | 2014年4月2日

#705 仕事の時間軸の考え方で、その成果は変わる。

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こんにちは。小嶋です。

ボクの中で、今期の会社での仕事のテーマは、「環境作りと部下育成」です。

今日も4年目の部下と同行し、どんなことで悩んでいるのか、どこでつまずいているのか、優先順位の付け方はどうしているのか、どういった時にテンションが上がるのか、成果に結びつける努力は何か、などなどプチ営業コンサルしました。

そこで聞かれたのが、「どうやったら成果が出るんですか?」ということ。

さて、この質問に(会社員の)営業のパイセンとして、どう答えますか?

 

▼「実は、時間軸が大切なんだよね」という話。

実は、営業で成果を出すのに大切なのは、「やり方」よりも「時間軸の考え方」です。

つい「目の前の案件を受注できた、できなかった」で仕事の成果を測ってしまいうその時間軸の考え方が、実は成果に結びつきにくくしていることが多いんです。

野球で言うなら、バッターボックスに立って、その打席で「三振しちゃった」「ヒット打てた」「ホームラン打てた」などの成果は、さほど重要ではありません。その打席での結果は、成果につなげるための点でしかありません。

社会は、やろうと思えば何度でも打席に立てます。その結果からいろいろと感じ、学び、次にバッターボックスに立つまでにできることをやれば、打てる可能性は高まります。

その打席で一喜一憂するのか、10回で1回打とうと思うのか、50回のうち1回打とうと思うか、その時間軸によって、学べるものは変わってきます。

 

▼打席に立つ方法。

社会というところは、打席に何度も立てます。しかしそれは、同じピッチャー、同じ場所ではありません。場所は違うかもしれないし、いきなり立たされるかもしれないし、自分でバッターボックスを作らなくてはいけないかもしれないし、場合によっては1球で代打を送られるかもしれない。

会社で圧倒的な成果を出すためには、四半期毎、月毎に成果を求められる中、短期的な成果を担保しつつ、長期で時間を考えて仕事をする必要があります。

さらに、(会社特有のものですが)短期的な成果の代わりに、そのプロセスや成果に結び付けようとして行動した数字(訪問件数や案件引き合い数など)を担保にすることもあります。

 

▼正解はないことは前提。

とは言っても、正解は自分で作るものです。(正解というよりも、適正解というべきでしょうか。)

人によって、キャラも違えば、置かれている状況も全く違います。知識レベル、営業リテラシー、仕事観、取り組み方、などなど、組み合わせる要素は無数にあるので、あくまでも「自分の場合」という前提で、参考までに話をするようにしています。

前は、命令のように「こうしろ!」「ああしろ!」と言っていて、何でできないんだ!と喚いたこともありましたが、それでは全く効果がないことを痛感したことがあるので、今は基本的には「自分で考えてね。聞きたければ参考までに話すよ」というスタンスにしています。

野球で言うなら、バッティングフォームがそれぞれ違うように、人にあったやり方があります。結局、自分でどんどん打席に立って、自分なりのフォームを作っていかないことには、ヒットは打てないということですね。

 

★近況報告★

今日は、部下と同行。プチ営業コンサル。夜はイケダハヤトさんの勉強会に参加。

1日1新:新橋スタバ。

1D1A:発注商品整備。

 

今日も一日感謝です。