仕事における小さな当たり前。

投稿者: | 2018年1月24日

日々の仕事における「当たり前」が、大きな差につながります。

仕事をお願いするときに。

例えば「この数字、調べて報告してね。」と仕事をお願いしたとき。

その仕事をどうこなすかを見ています。

数字を調べて報告するだけなので、大した仕事に感じないかもしれませんが、その仕事のやり方や報告においてのいくつかの要素を見ています。

そして「この人は安心だから、任せて大丈夫だな。」と思える人には、ドンドン仕事をお願いするようにしています。

その仕事が何につながっているのか?

では「仕事を安心して任せられる人」には、どういう要素があるのでしょうか?

基本的な返事や報告タイミング、スピード感はもちろんですが、ボクは「自分で考えてみて、+αを入れているかどうか?」です。

社会人として仕事をしているならば、この類のことは一度は聞いたことがあると思います。

先の例の「その数字を調べてね。」とお願いしたとき。

その数字を調べて報告するのは、調べ方さえ知っていれば難しくありません。

しかし、そのとき「言われた数字をそのまま報告するだけなのか?」、それとも「自分なりの視点を入れて報告してくるのか?」では小さな差ですが、その積み重ねは挽回しようがない大きな差になります。

自分なりの視点を入れるとは?

「数字を調べて報告する。」、なんてことのない仕事に見えるかもしれません。

しかし、その数字を知りたいということは、何かしらの兆候を知り、判断材料に使うということです。

ならば、その数字を調べた結果に対して、自分なりに考えてみて、仮説を立てることもできます。

考えてみることは、大したことではありません。

大したことではありませんが、毎回考えている人と、毎回何も考えない人では、とてつもなく大きな差になります。

なので、ボクは数字を報告してもらうときに「この数字を見て、どう思った?」と聞くようにしています。

「自分なりの仮説を立てて、考えてる?」というメッセージを発しているんです。

それに対し、何も考えていなくて答えられなければ「この数字を使って、こういうことを考えているんだけど、どう思う?」と聞くようにしています。

そこで何かしらの視点に気が付いて、次に仕事をお願いしたときに「自分で考えてみること」が”当たり前”になってくれるといいなと思っています。

自分はできていませんでしたので、余計にそう思う今日この頃です。

 

●お知らせ●

新サービスを始めました。

【マーケティング雑談サービス】

*マーケティングを知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!

◆近況報告◆

今日も、いろんな会議。

1日1新:なし