会社でありがちな戦略遂行の壁。

投稿者: | 2017年12月3日

 

これからのマーケティング戦略をつくっています。

そこで感じた大きな壁があります。

それは、戦略を分析することと、自分たちのオリジナルの戦略を描くこと、そしてそれを実行することは、まったく違う仕事という事実。

 

他社の成功事例をもとに戦略を分析することは、そんなに難しくありません。

分析のフレームワークもいろいろあるし、表面的にわかりやすいこともあるし。

何より、成功している事実があるから、〇〇マーケティングみたいな言葉を作れば、どんな仮説でも最もらしく聞こえます。

そして、ボクだけなのかもしれませんが、そうした成功事例を分析して、何となく上手くいく戦略を理解したような気になります。

 

そして、いざ自分たちオリジナルの戦略を描こうとすると、、、

改めて、これがなかなか難しいことに気が付きます。

STP、4P、SWOT、5FORCE、3C、4Cなどいろんなフレームワークで自分たちの核となるところを決めて、どういったお客様へどんな価値をどうやって届けるかをひたすら考えます。

結果的にそれなりのモノはできますが、それがすべてではありませんし、ようやくスタート地点に立っただけ。

そこから、PDCAを回していくわけです。

 

そして、いざスタート!と走り出して、PDCAをグルグル回そうとすると、それはそれでものすごいパワーが必要です。

関わる人や部署が多ければ多いほど、利害関係が出てきたり、パワーバランスがあったり。

そもそも既存事業が戦略にフィットしない構造であったり、

まあ、”デキない”理由がわんさか出てくる、出てくる。

できることからやろうとするも、ちょっとうまくいかなかったりすると、いろんなところからチャチャが入ってスピード感が無くなり、つぶれていってしまうわけです。

こうしたいくつもの壁がある中で、その壁が低く、チームが一丸となって進めることが、先が読めない時代に生き残るための条件だと思います。

 

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