オムニチャネル推進でぶち当たるデータ活用の壁。

投稿者: | 2017年4月14日

戦略をつくるには、ゴールを決めると同時に現状を知ることが大切です。

現状を知るために、「データを活用しよう!」という流れになります。

しかし、ここで壁にぶち当たる企業は多いんです。

データがバラバラ。

データを分析するには、データが必要です。

当たり前の話なんですが、そのデータが溜まっていない企業があります。

データを溜める”箱”はあっても、データを取る仕組みがなくて空欄のままだったり、歯抜けだったり。。

それは、現場での認識に差があって運用が回っていなかったり、そもそもデータを溜めるためのフローがシッカリと設計されていなかったり。

いずれにしても、分析するためのデータがなくて「おいおい、やべ~」となり、担当者がその事実を隠そうとしたり、そもそもデータ分析ができないから心が折れてしまったりして、オムニチャネル推進自体が止まることもあるようです。

データセットが難しい。

データがあっても、そのデータを分析ができないと意味がありません。

データはそれだけでは意味がなく、例えば「AというデータとDというデータを掛け合わせた結果」を見て、施策を決めることになります。

そのために、「自分が知りたい結果を得るために、どのデータをどのように使えばいいの??」ということを考えます。

それを「データセット」と言うんですが、これが結構シンドかったりします。

例えば、「初めて来てくれた人が最初にどの商品を買ってくれるとリピートをしてもらいやすいのか?」みたいな結果をもとに「施策を組もう!」と思っても、どうデータセットをしていいかわからないんですね。

すると、ここでコケてしまって、オムニチャネル推進が止まります。

何をしたら良いの??

データもある、データセットをして分析もできた。

その結果を見て、「さて、どんな施策をする??」という話になります。

しかし、そのデータ分析に満足してしまって、施策まで実践できない企業も結構多かったりします。

施策自体を考えることができずに、「じゃあ、原因はわかったから、とりあえずガンバろう!」と気合や根性に走ったり。。。

また、施策が決まったとしても、その施策をするための運用や体制がなくて、実践できない。という事態に陥ったり。。。

オムニチャネルを推進するにも、いろんな壁があるんですね。

 

 

◆近況報告◆

今日も、いろんな打合せです。

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