とある予告(とその内容)のあり方に衝撃。新規事業開発がデキる人、デキない人の違い。

投稿者: | 2016年8月11日

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会社では、「新しい事業をつくってね。」という新規事業開発のプロジェクトにも関わっています。

新規事業というとカッコいいですが、実際はとても地味な作業の積み重ね。

その中で感じた新規事業を作れる人、作れない人の違いについて。

承認に尻込みしてしまう人。

新規事業を立ち上げるとき、多くの人はテンションが上がります。

しかし、実際に事を進めていくと、たくさんの壁にぶち当たります。

その中で多いものは、「予算が取れない現実。」です。

会社では、何をするにもリソース、特にお金と人についての承認が必要です。

会社にもよると思いますが、新規事業を立上げないといけないことはわかっていても、いざ予算を承認する段になると、承認する人が尻込みすることもあります。

そりゃあ、新規事業なんてうまくいくかわからないものだという前提を理解していない人には、何を基準に判断していいかわからないから仕方ないかもしれませんが。

予算が無いから予告だけ作った?

で、承認に尻込みをされてしまうと新規事業もストップしてしまうので、会社から承認をもらうために、細かな事業計画や資料をつくることになります。

それらが必要なのはわかりますが、これが、なかなか重くて、シンドいわけです。(個人的には、その時間がもったいないなあ~と思ってしまいますが。。)

ここで多くの人(自分含む)はここで「会社が認めてくれないから、なかなかできなんだ!」と考えて、不平不満が増えて、行動や思考がストップします。

しかし、先日、こんなおもしろい事例を聞きました。

それは、マグマイザープロジェクト(女性の方は気分を害する可能性もあるので閲覧注意)。

内容はともかくとして、このプロジェクトの進め方がおもしろんです。

新規事業をつくれる人、つくれない人。

何がおもしいかと言えば、このプロジェクト、「予告しかない。」んです。

しかも、予告のために本物を起用して、ものすごく本気度の高い予告です。

通常の予告というと、本編を編集してつくられるものだと思っていました。

しかし、この予告編には、本編がないんです。

予算がないからなのか、予告を本気で作って、「おもしろい!」と思ってくれる人たちから、予算を集めたんです。

「予算が取れないなら、予算を取るために何ができるかを考える。」

本編が無い予告に、ちょっとした衝撃を受け、その考え方がものすごく新鮮でした。

「予算が取れない。会社は何を考えているんだ。」なんて言っている人は、いつまでたっても新しいことはできません。

本当に事業を立ち上げる情熱があるなら、予算を取るために自分たちでプチ事業で試しにやってしまう位の発想がある人が、事業を立ち上げられるんだろうなと思った次第で。

そんな工夫が、仕事をおもしろくする要素なんだと改めて思いました。

 

 

◆近況報告◆

今日は、お墓参りなどの予定。

1日1新:なし。