営業に必要なのは、落ちているゴミを拾う感覚。

投稿者: | 2013年12月3日

#585 元気があれば。

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昨日は、仲間が主催してくださった勉強会で

ランチェスター戦略で有名な栢野克己さんの

講演をうかがいました。

テンポよく、ブログには書けないお話満載で、

本当におもしろかったです。ありがとうございました!

 

そのお話を聞いていて思ったこと。

自分は感覚的戦略脳を目指しているのに、

アタマが固くなっていたな~、と。

もっとやわらかく考えようっと。

話を聞いていて、自分の中に何かがフッと

湧いてきたので、今日は営業について

つらつら書こうと思います。

 

営業は感覚だ!

こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、

営業って感覚だと思います。

本を読み、勉強して、戦略を立てても

計画通りにいくことは、ほぼありません。

絶対的営業感覚を分かってもらうために

戦略論に当てはめたりしますが、

戦略から感覚は生まれません。

戦略は、感覚ありきだと思います。

 

獲ってから考える。

やりたい案件は、獲ってからどうするか考えます。

やりたい!と言うのも、絶対的営業感覚(というか妄想)です。

ここにかんでおけば、大きな売上になる!という感覚(妄想)です。

通常は、製造原価、運送費、その他経費を計算して、

そこに利益を乗せて単価を決めますが、

一時期の自分は、とにかく案件を獲ってしまって、

関連部署や工場にお願いして、単価に合わせることをしていました。

だから、よく「勝手に見積もり出して、会社を潰す気か!」と怒られました。

会社からしてみたら、一時的には損をしてしまうこともありましたが、

今では、結果的に大きな売上が上がっています。

私も今の立場ではお勧めはできませんし、真似をさせられませんが、

こういう感覚(妄想)は、なかなか教えられません。。

「仕事に必要なのは、正解にする力」と部下には教えていますが、

その真意はこういうところにあります。

 

営業感覚を鍛える。

昨日の栢野さんのお話で、「営業」というキーワードが出てきました。

営業感覚は、きっと本で読んでもわかりません。

いろんな現場で、いろんな人に会って、いろんな経験をして、

それこそ直観で感じることが必要だと思います。

私はよく「落ちているゴミを拾う感覚」と表現しますが、

ゴミが落ちていることに気がつく注意力=いつもと違うことに気がつく感覚、

そして、そのゴミを拾う行動=小さな決断と面倒だけどやろうとする行動力、

これが自然に身についている人は、今まで見てきた中では、仕事ができる人

が多いように思います。

・・・ん、「落ちているゴミを拾う感覚」だけでも何話かいけそう。

 

 

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★近況報告★

仕事帰りに、The works renovationの打合せ。

大きな方向性を決めていこうと思います。

 

今日の体重 82.7kg。体脂肪率19.5%。

 

今日も一日感謝です。