法人新規開拓は難しい?

投稿者: | 2013年11月26日

#578 法人新規開拓のコツ。

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私の業界の話です。

法人の新規開拓が難しいと思っている人は多いです.

私は、苦手ながらも新規開拓を専門でやってきたので、

自分なりの勘所みたいなところをまとめていきます。

 

始まりはゆっくり。

私の業界だけかもしれません。

新規で取引をしていただこうと思って、アポが取り、

トントン拍子に、核心の提案まで行くことがあります。

ほとんどの場合が門前払いや大人の断り方をされるので、

こういうケースはラッキーですし、会社にも報告しやすいし、

前進を体感できるので、頑張ろう!という気になります。

しかし、このケースの多くの場合、見積もりを取るだけで、

実際の取引になることは、ほとんどありません。

今取引している会社に情報をリークして、見直しをした方が

安心安全ですから、当然のことですが。

すると、多くの営業マンは、足が遠のきます。

ここからがチャンスだと言うことも知らずに。

 

継続できる人、できない人。

私の場合、センスもなく、要領も悪いので、

とにかく情報や細かいことを継続していました。

大きな案件は年に数回あるかないかのこの業界。

案件に関わらず、とにかく毎週のように情報や新商品を持っていきます。

それが相手に関係あるか、ないかは、自分ではわからないからです。

あまりに見当違いな商品を持って行ったことは数知れず。。。

当時の担当者で今は要職につかれている方に、今でもバカにされます。

「お前、あんな提案ばかりで、ホントにアホだよな(今でも)」と。

私は、一発で受注できるほど敏腕営業マンではありません。

大きな取引になるまで、平均して最初のアポから2~3年かかり、

今一番大きな取引額の会社様は、最初のアポから5年かかっています。

取っ掛かりの案件が受注できないと、つい足を運ばなくなります。

営業をしていると、ちょっと変わった会社や担当者もいますし、

忙しいから相手に悪いと思って遠慮してしまうこともあります。

しかし、それはまだまだ情報の質が甘いということの裏返しです。

訪問を継続していける人は、きっと仕事の勘所を知っている人です。

 

想起率を上げる。

私が思うに、営業は想起率で決まると思っています。

何かあったとき、困ったとき、相談しようと思った時に、

思い出してくれる確率です。

当然、仕事のスピード感や感覚的な部分が合う人を思い出すのが

人間というものです。

ならば、その人に会う機会を増やして、感覚の部分を知っている

ことがアドバンテージになることは間違いありません。

そして、仕事には必ずタイミングがあります。

そのタイミングを伺ったり、自分からタイミングを

作りにいくベースをつくることをする営業が、

きっと売上を作れるのだと思います。

 

とある案件が舞い込んできて、そんなことを思いました。

 

 

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★近況報告★

今日は、営業で鎌倉まで。

鎌倉ついでに、友人の紹介のゴッドハンド整体へ。

後ろに5度しか反れなかったのが、エビぞりできるようになりました!

そして、夜はThe works renovationの打合せです。

おもしろいことを思いつきました!

 

今日の体重 82.3kg。体脂肪率19.9%。