新しい事業の考え方。発想を飛ばすためには、訓練が必要。

投稿者: | 2016年4月28日

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中長期の新しい事業の柱を作るためのプロジェクトにアサインされています。

その中で思ったこと。

あなたは、実際のところ、本当に行動できる?

会社の未来に対して、何となく不安に思っている人はたくさんいます。

今の状況に不平不満を持っている人は、たくさんいます。

そんな状況の中、最もらしいことを言っている人もたくさんいます。

しかし、その中で、実際に「新しいことを自由に何かやっていいよ。」と言われて、すぐにできる人はどれくらいいるのでしょうか?

正直、そんなに多くはないと思います。

不平不満を持ってはいるけど、その改善策を具体的に考えていて、さらに行動できる人はほとんどいないということです。

そう、自分のことですが(汗)

未来を考えるという難しさ。

話は戻って、新しい事業をつくるプロジェクト。

「新しい事業の柱を自由に作っていいよ。」と言われても、正直何から手をつけていいかわかりません。

そうなるとメンバーは、現状の分析や不満の収集など、できることから始めます。

すると、現状は何でこんな状態なんだ、こうした方がいい、ああした方がいい、という現状の改善が生まれてきます。

それはそれで、もちろん大切なんです。

しかし、ここでは、中長期の新しい事業の柱を考えることが目的です。

現状の改善の先に10年後の事業の柱ができるのでしょうか?

10年後、同じような顧客に、同じような流通方法で、同じような商品を売っているのでしょうか

現状把握は、とても大切なんです。

しかし、部分最適な現状の延長に未来を描くと限界があります。

発想を飛ばすという訓練。

ここで思ったことは、「発想を飛ばす」ことの大切さ。

発想を飛ばすとは、延長線上にないような新たな成長曲線を描くイメージでしょうか。

実際のアクションプランに落としこんだり、承認をもうらために、相手がイメージしやすくするための”延長線上”に加工することは必要ですが、自分たちのスタートは、突拍子もないことでいいと思うんです。

しかし、「発想を飛ばす」といっても、なかなかこれが難しいんです。

「新しいことを考えよう」と思っても、いきなりできるものでもありません。

普段の業務とは、違う筋肉を使いますから、うまく使うことはできませんよね。

なので、発想を飛ばすには訓練が必要です。

その訓練方法は、「人に会う」ことです。

会う人は、同じ業界、同じような職種の人ではなく、自分の知らない世界の人やまったく関係のない人から、いろんな話を聞くことで、自分の視点や考え方の幅が出ます。

う~ん、こういう発想ができるようになるにも、日々の訓練が必要ですね。

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな戦略のまとめやら、打合せやら。夜は友人と打合せ。

1日1新:なし。

 

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