リーダーが知っておくべき「支援」の前提。それは本当に支援ですか?

投稿者: | 2016年4月26日

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「チームリーダーはチームを管理するのではなく、支援することである。」

それがボクのチームリーダーとしての信条です。

では、「支援」とはどんなことなのでしょうか?

「支援」って何だろう?

「支援」というと、どんなイメージを持ちますか?

多くの場合、「手助けをする」という意味に考えます。

コトバンクにも、[名](スル)力を貸して助けること。「独立運動を支援する」とあります。

しかし、ボクは、もう一方の側面で「支援」というものを考えています。

救急車に乗って思ったこと。

先日、救急車にのったときのこと。

救急車が通るということは一刻を争う事態でなので、積極的に道を空けてくださる歩行者や車がほとんどです。

言いかえると、「救急車が通るから、道を空ける支援をしている。」ということです。

ここで、道を空ける支援をするために、救急車の前に立って先導している人がいたらどうでしょう?

さらに、救急車を止めて「大丈夫ですか?何かできることがありますか?」と聞いている人がいたらどうでしょう?

その人からしてみたら、救急の人のために自分が支援していると思うかもしれませんが、実際は邪魔なだけですよね。

「支援」の前提は、邪魔をしないということ。

そう考えると、「邪魔をしない。」というのは、とても大きな支援です。

これは、仕事でも、子育てでも同じことです。

息子が勉強をしているときに、横から「こうした方が良い」「このやり方より、こっちのやり方の方がいい。」というのは親からしてみたら、「支援」をしているつもりです。

仕事でも、メンバーが自分たちで考えて進めている仕事に対して「こうした方がいい。」と積極的にアドバイスをするというのは、「支援」しているつもりです。

もちろん、危険を回避するために注意やアドバイスは必要です。

しかし、頼んでもいないのに積極的に関わるということは、息子やメンバーからしてみたら「支援」ではなく、「邪魔」でしかありません。

なので、ボクは基本的に手を貸したりせず、「邪魔」をしない「支援」を積極的にしています。

 

 

◆近況報告◆

今日は、新しいサイトの打合せやら、役員と打合せやら。

1日1新:なし。

 

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