「チームリーダーはチームを管理するのではなく、支援することである。」
それがボクのチームリーダーとしての信条です。
では、「支援」とはどんなことなのでしょうか?
「支援」って何だろう?
「支援」というと、どんなイメージを持ちますか?
多くの場合、「手助けをする」という意味に考えます。
コトバンクにも、[名](スル)力を貸して助けること。「独立運動を支援する」とあります。
しかし、ボクは、もう一方の側面で「支援」というものを考えています。
救急車に乗って思ったこと。
先日、救急車にのったときのこと。
救急車が通るということは一刻を争う事態でなので、積極的に道を空けてくださる歩行者や車がほとんどです。
言いかえると、「救急車が通るから、道を空ける支援をしている。」ということです。
ここで、道を空ける支援をするために、救急車の前に立って先導している人がいたらどうでしょう?
さらに、救急車を止めて「大丈夫ですか?何かできることがありますか?」と聞いている人がいたらどうでしょう?
その人からしてみたら、救急の人のために自分が支援していると思うかもしれませんが、実際は邪魔なだけですよね。
「支援」の前提は、邪魔をしないということ。
そう考えると、「邪魔をしない。」というのは、とても大きな支援です。
これは、仕事でも、子育てでも同じことです。
息子が勉強をしているときに、横から「こうした方が良い」「このやり方より、こっちのやり方の方がいい。」というのは親からしてみたら、「支援」をしているつもりです。
仕事でも、メンバーが自分たちで考えて進めている仕事に対して「こうした方がいい。」と積極的にアドバイスをするというのは、「支援」しているつもりです。
もちろん、危険を回避するために注意やアドバイスは必要です。
しかし、頼んでもいないのに積極的に関わるということは、息子やメンバーからしてみたら「支援」ではなく、「邪魔」でしかありません。
なので、ボクは基本的に手を貸したりせず、「邪魔」をしない「支援」を積極的にしています。
◆近況報告◆
今日は、新しいサイトの打合せやら、役員と打合せやら。
1日1新:なし。
放談形式でのお話を希望の方は、こちらからコンタンクト願います。
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