#530 差別化のワナ。

投稿者: | 2013年10月9日

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【差別化しようかと思うと】
差別化って好きですか?
会社でもよく使われるフレーズに【差別化】があります。
「売上を上げるために差別化しろ!」
「差別化した商品をつくれ!」
ここでいう差別化とは、競合他社にない商品という意味合いで言われることが多いです。他社が作れない技術で作った商品や思い付かないサービスといったことです。
しかし、実際のところ、ボクの働いている業界においては、どこにも作れない商品などないし、そう簡単に違いを打ち出すことが難しく、結局は価格勝負になってしまうことが多いです。
個人においても「差別化した方がいい」ということをよく聞きます。
就職活動や転職活動において、一般的に有利だと言われるのは「差別化」です。
そのために、資格を取ろう、英語を学ぼう、その姿勢はとてもいいと思います。一般の人と資格を持っている人という意味では差別化になりますが、その資格の仕事をしている人やしたい人にとっては、その資格を持っていることが当たり前なので、なんの差別化にもなりません。
う~ん、差別化っていうけれど、簡単に「差別化」ができることは少ないのは、なぜなのか考えてみました。
結論は、自分の中に考える差別化と相手を分ける差別化は、違うということです。
例えば、カレーの差別化をしようとします。
欧風カレー、インドカレー、有機野菜カレーといったいろんなカレーがあります。
その中で差別化をしようとすると、多くの人は「こだわりのスパイスを使って・・・」「無農薬野菜を使って・・・」みたいなことをよく聞きます。
確かに差別化なような気もしますが、カレー屋さんがスパイスにこだわるのは当たり前だし、無農薬野菜を使ったカレーはきっとたくさんあります。
こういう発想は、自分たちの中の差別化です。
これを相手側で考えるとどうなのか?
「スパイス嫌いのためのカレー」「野菜嫌いのカレー」とすると、発想が一気にひろがります。今までこだわっていたスパイスをカレー嫌いの人向けやカレーが大好きな人向けに調合したりできるだろうし、野菜嫌いの人向けに甘味の多い有機野菜を上手に使うカレーにしたり、普段野菜を取らない人向けのカレーにしたりする訳です。
そうなると、あら不思議、差別化になっていませんか??
最先端のテクノロジーは違うと思いますが、一般的なところの差別化というのは、言い方を変えるとポジショニングです。
同じ能力や特徴でも、ポジションニング、切り口でお客様や相手にとって最適な組み合わせをすれば、それは大きな差別化になると思います。
ちょっとわかりにくいですね。。。
何でこんなことを考えたかというと、3knot CLUBやカレー通販、プチ業務改善サービスをリリースするにあたり、やっぱ差別化だよな~と思ったからです。
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今日は、業務、営業、会議。新規開拓で大きな取引になりそうなので、ちょっとだけ楽しくなりました。夜は、会社の若手に考えているコンテンツの披露会と言う名の収穫祭です。
今日の体重 82.0kg。あと1キロ絞ろうっと。
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