リーダー論よりメンバーシップ論。

投稿者: | 2015年12月24日

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先日、息子の所属するサッカーチームの忘年会がありました。

その中で、お父さんたちと盛り上がった話題にこんな内容の話がありました。

試合での役割は、ピッチの上だけではない。

チームのメンバーは約20人で、試合に出るのは8人です。

だから、試合に出られない人が半分以上います。

その場合、ベンチで小学生だと「どうせ俺は試合に出られないし」となって、砂で遊んだり、おしゃべりしたり、というのはよくあるパターン。

ボクの息子が所属する草サッカーチームも、まさにその典型でした。

その人にとっての仕事。

しかし、監督や指導者の方々の教えのおかげで、ここに来て子供たちが変わりました。

試合に出られない子供たちが、率先してレギュラーの水筒を運んだり、ベンチから試合を盛り上げているんです。

試合に出られないからくさるのではなく、チームのために何かできることを考え、行動している姿に成長を感じ、とても感動しました。

一人のお父さんが、ものすごく興味深いことを仰っていました。

「今の時代は、リーダー論よりも、メンバーシップ論の方が重要だ。」と。

もちろんリーダーのように、ゴールを示し、決断することはとても大切です。

しかし、目的に共感し、チーム全体の中で自分の役割を考えて行動できる人は、もっと大切です。

流れが早く、多様性がある今の時代、そういったメンバーシップに支えられたチーム作りが大切です。

この話にはとても共感しました。

感謝とリスペクト。

息子はそんな中で、たまたま消去法(?)で、キャプテンを務めています。

リーダー的立場になった息子には、こう伝えました。

「キャプテンの役割は、指示に従わせる、みんなに言うことを聞かせることより、試合に出られないメンバーが自分の役割を考えて行動してくれているから、さらには監督はじめコーチの方々がいるから、試合ができるんだ。と、キャプテンはしっかりとそれを理解し、感謝とリスペクトする気持ちを持つ重要性をメンバーに伝えることが大切だ。」

これは、ボクが仕事で大切にしている【感謝】と【リスペクト】につながります。

サッカーも仕事も、一人でやっているのではありません。

だからこそ、目立つ目立たない、小さい大きいは関係なく、相手に対して感謝とリスペクトを持つことが大切です。

息子に言いながら、自分に言い聞かせていましたが、息子は、話し中に鼻をほじっていましたが。。

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな会議。

1日1新:有楽町ダーツバーBee

 

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