自分が責任者で、部下に年上や先輩がいる人もいるでしょう。
その人たちに注意したり、言動を正してもらうように話をする場面もあります。
これ、言いづらいですよね。
たまたま自分の方が立場的に上でも、歳も社歴も上の人にモノを言うと、ちょっと面倒なときもあります。
そんなときボクの話の進め方をご紹介。
相手が言いやすい場をつくるために、キャラをつくる。
何かを注意したり、正してもらうときというのは、場の空気が大切です。
こちらが上から感情的に話すと相手も斜に構えて、「何を言い返してやろう」と徹底抗戦の体制になります。
なので、ボクはまず「あなたの方が、社歴も年齢も上です。ボクなんか下っ端ですよ」という姿勢でいきます。
そのために、普段から致命的にならない”うっかりミス”や頭の悪そうな発言をあえてしています。
そして、話をする場につくときも、慌てて椅子を倒したり、大げさに急に何かを思い出した素振りをして、”こいつ、仕方ないやつだな”と思ってもらいます。(もちろん、ボクの場合は、天然の部分が大半)
そのことで、相手のほうが上、ボクの方が下という構図ができます。
その構図ですと、相手は自分の考えや不満を素直に話しやすくなります。
相手の話を聴く。
人に何かを言う時は、どうしても上から高圧的になり、自分の考えを何とか伝えようとしてしいます。
ましてや自分が責任者であれば、その傾向は強くなりがちです。
でも、みなさんもご存知の通り、逆なんですよね。
とにかく、相手の考えを聴くんです。
口を挟みたくなっても、相槌や言葉をリピートしながら、ひたすら聴く。
すると、相手は自分の考えがまとまってきて、改善策を自分で考えてくれるようになります。
期待していることを伝える。
ボクの経験では、先輩や年上の人が嫌味な態度や秩序を乱すときの原因は、”自分の存在価値に自分が懐疑的になる”が多いです。
「なんか、オレ、バカにされてるんじゃね?」「自分のチカラは本当に求められているの?」と不安になり、イライラしたり、仕事をブラックボックス化してしまったり。
もし逆であれば、自分もそうなると思います。
そりゃあ、年下や後から入ってきたの若造に、偉そうなことを言われても素直に聞き入れられません。
なので、ボクはできるだけ低姿勢で、ボクが期待していること、その根拠(その人の実績や人柄)を伝え、やり方はお任せするようにしています。
すると相手も「仕方ない、自分の経験や知識を後輩のために役立ててやろうか」という考えになってきます。
この順序でいくと、うまくいくことが多いです。
◆近況報告◆
今日は、保育園のプール掃除の手伝い、嫁と食洗機を見にいこうと思います。
1日1新:・・・やべ、新しいことしてない。。。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。