【イノベーション】合理的な判断は差別化には向かない。

投稿者: | 2015年6月7日

tamago

イノベーションというとカッコイイですが、人は革新的なことをしたいと考えるものです。

しかし、会社というところでイノベーションを起こすのは、とても難しいのが現実です。

会社は合理的なことを求める。

会社は、合理的なことを求め、非合理的なことは排除します。

やろうと思えばできることは山ほどありますが、そこには必ず経済的な合理性が求められます。

そりゃあそうですよね。

10万円の経費をかけて、5万円しか利益が上がらなければ潰れてしまいますから。

合理的な判断の基準。

では、会社は合理的な判断をするときに、何を元にするのでしょうか?

戦略でAか、Bかを判断するとき、世間でAという要素が成功要因だという風潮があると、多くの場合は「あの会社もAという要素を基準に据えているから、ウチもそうするか。」ということが多いです。

すると世の中は、Aという方へどんどん引き寄せられて、その他大勢の中へ入って行くことになります。

もちろん、その中で差別化なんてものはできなくて、結局戦えなくなります。

あえて非合理的なことを選ぶ。

そこであえてBという選択肢を中核に据えた戦略をつくるとします。

世の中のほとんどは、Aを中核に据えているので、Bは少数派です。

それは、とても勇気のいることです。

周りと同じようにしている方が安心だし、何より自分で考えなくて良いから楽チンです。

Bだからできないのではなく、今は非合理的に見えるからやっていないだけです。

それを合理的に変えることができれば、それこそイノベーションにつながるのだと思います。

とは言っても、それがなかなか難しい。。そういう意識を持つことが大切ですね。

 

◆近況報告◆

今日は、家族とのんびり過ごす予定です。

1日1新:新宿の光麺

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。