イノベーションというとカッコイイですが、人は革新的なことをしたいと考えるものです。
しかし、会社というところでイノベーションを起こすのは、とても難しいのが現実です。
会社は合理的なことを求める。
会社は、合理的なことを求め、非合理的なことは排除します。
やろうと思えばできることは山ほどありますが、そこには必ず経済的な合理性が求められます。
そりゃあそうですよね。
10万円の経費をかけて、5万円しか利益が上がらなければ潰れてしまいますから。
合理的な判断の基準。
では、会社は合理的な判断をするときに、何を元にするのでしょうか?
戦略でAか、Bかを判断するとき、世間でAという要素が成功要因だという風潮があると、多くの場合は「あの会社もAという要素を基準に据えているから、ウチもそうするか。」ということが多いです。
すると世の中は、Aという方へどんどん引き寄せられて、その他大勢の中へ入って行くことになります。
もちろん、その中で差別化なんてものはできなくて、結局戦えなくなります。
あえて非合理的なことを選ぶ。
そこであえてBという選択肢を中核に据えた戦略をつくるとします。
世の中のほとんどは、Aを中核に据えているので、Bは少数派です。
それは、とても勇気のいることです。
周りと同じようにしている方が安心だし、何より自分で考えなくて良いから楽チンです。
Bだからできないのではなく、今は非合理的に見えるからやっていないだけです。
それを合理的に変えることができれば、それこそイノベーションにつながるのだと思います。
とは言っても、それがなかなか難しい。。そういう意識を持つことが大切ですね。
◆近況報告◆
今日は、家族とのんびり過ごす予定です。
1日1新:新宿の光麺
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。