ストレスは悪者に思われがちだけど、実はとても味わい深いものかもしれない。

投稿者: | 2014年6月2日

 

#766 ストレスは悪者に思われがちだけど、実はとても味わい深いものかもしれない。

 

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こんにちは。コジマです。

日々の生活で、何のストレスを感じない人はいないでしょう。

ストレスは悪者のように扱われますが、ストレスが無ければ無いで、それはそれでストレスになるものです。

毎朝朝礼で、メンバーに「気になること」「最近知ったこと」などを一人ひとつ話してもらっています。その中で、「ストレス」についてのトピックを聞いて思い出しました。

ストレスが無いのは、本当にいいのか?

ウナギの稚魚を運搬するときに、ウナギの稚魚だけを水槽に入れて運搬すると、その多くは死んでしまうそうです。しかし、その水槽の中に1匹だけピラニアを入れると稚魚たちは食べられまいと必死になり、生き残る可能性が高くなるという話を聞いたことがあります(本当かどうかわかりませんが)。

人間でも、誰かがご飯も寝床も用意してくれて、何の不安や問題もなく、生きていくのは、想像しただけで退屈です。その退屈さがストレスになりそうなものです。

動物園にいる動物たちに、ストレスは無いのか?

こういう話をすると、動物園の動物を思い出します。

動物園の動物は、外敵も縄張りもない中で、何もしなくてもエサをもらえ、何一つ不便なところはなさそうに見えます。しかし、何も不便がないところが、逆にストレスになることがあります。

動物たちは、多くの時間や労力をかけて、自分たちのエサを探して、獲得します。動物円では、それをしないでも飼育員からエサをもらえるので、本来使っていた時間の多くを寝たり、ゴロゴロしたりするようになります。

外敵も縄張りもないので、のんびり、何も心配することはありません。ストレスは全く無く、ノビノビ生きていくことができそうなものです。

しかし、張本人の動物にとっては、自分たちでやることがなくなり、そのおかげで危機管理能力や察知力、自分たちの運動能力が無くなります。そして、何かの拍子に外に投げ出されたら、ちょっとの段差で転んでしまうような事態が起こりえます。

ストレスは、実はいい奴かもしれない。

「はあ、もうストレスだらけだ!」と思うことがあるかもしれませんが、そういうストレスがあるからこそ日々がおもしろいものという考え方もできます。

確かに、ストレスが無いほうがよさそうだし、環境を整えてあげることはとても大切です。

しかし、何のストレスも無くなるのは、ストレス耐性がなくなり変化に対応できなくなるし、何もストレスがないこと自体がストレスになります。

日々、いろんな問題や不安がストレスになっているケースは多いと思います。

そういった健全なストレスは必要ですし、ストレスを健全に感じる力も必要です。

 

★近況報告★

今日は、Iさんと共に、Yさんのご自宅にご招待いただきました。奥さまの厳選された素材を基調とした美味しいお料理をごちそうになりました!!ありがとうございました!

1日1新ケンズカフェ ガトーショコラ

1D1A:100のサイト見学。

 

今日も一日感謝です。