仕事にはいろんな人が介在している。近江商人の商売の基本はやっぱり大事だと思う。

投稿者: | 2016年2月16日

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最近、仕事をしていて思うことをツラツラと。

近江商人の話。

みなさまも御存知の通り、商売で大切なのは「三方良し」です。

近江商人の商売の基本でもある「売り手良し、買い手良し、世間良し」。

売り手だけ良くても、買い手だけ得しても、世間だけ良くてもいけない。

自分のことも大切ですが、自分のことばかりを考えていては、商売はうまくいきません。

お客様第一主義や現場主義もバランス次第。

実際の現場で言えば、「お客様第一主義」的なことを掲げる場合もよくあります。

「お客様は神様です。」と崇めて、お客様の言うことがすべて!とまではいかなくとも、それに近いことはよくあります。

逆に、組織内のパワーバランスや自分たちの利益や都合ばかりを考えてしまい、本末転倒になる場合もあります。

このバランスってホント重要だなあと思う次第で。

ボクも現場を預かる人間として、このことは常に頭に置くようにしています。

自分の仕事は、つなぐこと。

商売には、企画して、モノをつくって、買い手が嬉しくなるまでの間に、様々な場や人が介在しています。

そこには、それぞれの人の価値観、状況、パワーバランスがあります。

会社にいると、お客様に対して自分の都合ばかりを押し付ける人、仕入先を下に見て叩くことを良しと思っている人を見ることも少なくありません。

自分の周りしか見えなくなって、気がつかないところでシワ寄せがあるかもしれない可能性を考えていませんか?

自分の仕事は、現場や関わる人達に様々な人が介在していることをしっかり伝えて、より良い関係やつながりをつくることが大切だと、改めて思う次第です。

 

◆近況報告◆

今日もいろんな会議です。

1日1新:なし。

 

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