今の仕事を減らなさいとその他大勢に埋もれていく。

投稿者: | 2016年1月6日

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気がつくとモノが増えていることってありませんか?

仕事も同じで、気がつくとやることが増えて、首が回らなくなることはよくあること。

なので、ボクはそうならないように、仕事を意識的に減らしています。

1割の時間分を減らす。

ボクは、「1か月で1割無くす」ようにしています。

1か月でオフィスで仕事をする時間は、200時間。

その200時間の1割なので、20時間分を無くすことを目標にしています。

1時間の会議であれば、20回分。

2時間の資料作成であれば、10件分。

それらを年次、月次、週次、日次の仕事の中で「あ、これを無くしたり、やらなくすれば、時間が浮くな」と常に探しています。

やらないことの基準は?

「やらないことや無くすという判断は、どうしているか?」と言えば、ものすごく単純です。

「人に任せられること、誰でもできることは、自分ではやらない。」というだけ。

例えば、社内ミーティング。

メンバーに任せて、事後に共有してもらうだけで十分なことってありません。

例えば、資料作成。

誰がやっても大丈夫な作業は、切り分けて任せます。

他にもサイト制作でいうならば、枠組みと要件だけ決めて、具体的な作業は任せるようにしています。

新しいことへ挑戦することの大変さ。

古いものを捨てなければ、新しいことはできません。

だから、常に今の業務を見直して、やらないと決めたり、人に任せるようにしています。

ドラッカー氏も言っていますね。

「昨日を棄ててこそ、人材という貴重な資源を新しいものに解放できる。」と。

だから、仕事を減らすために、目標を決めて、やらないことを明確にしています。

新しいことへ挑戦することの大変さ。

しかし、ボクはここでちょっと心理的なハードルがありました。

今でこそ躊躇なくできるようになりましたが、以前は自分の存在意義が無くなるのが怖くて、なかなか手放せないんです。

周りからは「あいつは、人に振ってばかりで、仕事をしていない。」と言われたり、人に任せることが押し付けのようで申し訳ないとも思っていました。

だから、それらの仕事を「あ~忙しい」と言って時間をかけてやるのは、とても楽なんです。

さらに1割の空けた時間で、周りの理解がない中で、自分しかできない新しいことへチャレンジし続けることは、結構しんどいです。

しかし、それをしなければ、きっとその他大勢に埋もれてしまいます。

それではつまらないですよね。

どんどん自分の仕事を減らして、新しいことへチャレンジしましょう。

 

◆近況報告◆

今日は、そんなことを言いつつもいろんな会議。

1日1新:なし。

 

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