会社員の致命的な思考。会社員ならば【8.3%戦略】を持った方が良い理由。

投稿者: | 2015年12月17日

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会社的思考を理解した上で、個人的な活動で自分を鍛える【8.3%戦略】。

なぜ【8.3%戦略】が大切なのか、ちょっと考えてみました。

会社の考え方。

会社においてのビジネスでは、確度の高いことから手を付けるのが鉄則。

予算をつけるためには、それなりの根拠やリサーチ結果、仮説が必要です。

大事なお金を使うのだから、海のものとも山のものともわからない案件に投資するわけにはいきませんし、短期でのリターンを求めるのは当然の話。

だから会社というところは、何をするにも”それなりの過程”が必要になります。

そして実際のところ、その”過程”でいくらリサーチしたり、根拠を突き止めたところで、商売なんてものは一発でうまくいくことはなかなかありません。

入念な準備は必要ですが、うまくいかないことを前提に「撤退ライン」を決めて、ガンガン前に進むべきです。

前に進んで初めて見えることがたくさんあるからです。

だから、リーダーは、成功したら儲けもの、失敗したら損失を最低限にして、学びを次に活かすことが大きなリターンだと心得ることが大事です。

しかし、実際はそうはいかず「失敗しないこと」にフォーカスして、新しいことややったことが無いことへ飛び込むことをやらない会社文化があります。

個人に置き換えてみると。

さて、一方で、個人に置き換えてみるとどうでしょう。

何をするにも、会社の”過程”のように、「うまくいくだろうか?」「成功する根拠はなにか?」なんて考えていたら、きっと何もできません。

会社員の多くはそういう思考回路を無意識のうちに身に着いてしまうから、いつのまにか「うまくいく根拠」がないと飛び込むことができなくなります。

うまくいくかなんて、やってみなけりゃわからないのに、「それをやったら、本当にうまくいくんですか?」みたいな。

そして、気がつけば自分のできることしかやらなくなり、できることがどんどん減っていって、首が回らなくなります。

だからこそ、できそうも無いことに飛込み、失敗し、そこから学び、次に活かすというマインドや思考回路は、自分で身につけないといけません。

8.3%戦略を立てることが会社でのアドバンテージになる。

これは「会社が悪い」というのではありません。

会社というところでは仕方のない考えだから、そういう「飛込み力」は自分で鍛えると心得るべきです。

もちろん独立起業して、常にそういう環境に身を置くこともいいでしょう。

しかし何かしらの事情で会社にいるのであれば、その「飛込み力」を個人で鍛えておくと、失敗が許されないから失敗したことがなく、失敗を学びに変えることを知らずに来てしまった会社組織の会社思考の人に比べて、うまくいくことが多いでしょう。

特に40歳ミドルのときに、この感覚を肌感覚で知っている人といない人には大きな差がでます。

それは、成功と失敗が対極にあると考える会社思考より、失敗の積み重ねの先に成功があると考えたほうがうまくいくことが多いからです。

そのマインドや思考は、会社組織の中では身につけられませんから、【8.3%戦略】を立てて、個人の中で身につけましょう。

自戒の念を込めて。

 

◆近況報告◆

今日は、プロジェクトの整理整頓、外部ミーティングです。

1日1新:なし。

 

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