残業しない方法は、検索より探索。補助線を引いて、やらないことをバッサリ切ることが一番。

投稿者: | 2015年11月24日

teikuuhikou

会社員にとって「残業をしない方法」というのは興味のあるテーマ。

以前、ボクは残業当たり前の仕事をしていました。

当時は担当顧客100件以上、問合せの電話も100件以上、さらには部下のフォローなど、1時間に10回以上電話が鳴るような感じ。

正直、シンドかったです。。

しかし、ある時を境に残業をやめました。

残業をしないと、絶対的に時間が足りなくなります。

そのときどうしたかを自分なりの工夫をエントリー。

効率化に目が行く自分。

1日は24時間、働ける時間は目一杯やっても14時間程度。

もちろん、自分の担当客を減らしてもらったり、仕事を他の人にやってもらうこともできるでしょう。

しかし、それでは他の人の負担が増えてしまうだけです。

そこでまず自分が考えたのは、そのひとつひとつのタスクのスピードを上げること。

excelを駆使したり、フォーマット化をしたりして、業務の効率化をしてみました。

効率化の限界。

業務の効率化をすると、確かに100の仕事が90や80にはなります。

しかし、結局は90か80。

それが30や40にはならないことに気が付きます。

ボクが目指していたのは、残業をしないこと。

そうなると、やること自体を減らすしかないことに気が付きます。

やらないでみる。

ボクは、降ってきた仕事は、必ずやらなければならないという考えを持っていました。

お客様からの問合せ、会社への提出物、なんでも全力を尽くして取り組むべきだ!と。

しかし、すべてに全力ということは、すべてが中途半端になるということ。

そこで、ちょっと怖かったのですが、やらなくても大丈夫そうなお客様からの問合せ、社内の提出物には手を付けないようにしました。

正確には、本当に全くやらないのではなく、予め手はつけていたけど、相手から催促が来るまでやっていないことにするという形です。

あえて、仕事のクオリティーを下げる。

そうすると、一時的に多くの苦情やお叱りをいただきます。

「あのときの問合せ、まだ?」「この提出物、昨日までだろ!」みたいになるわけです。

そこで「すみません!!!!」と言いながら、予めやっておいたことを出します。

そのクオリティーは自分の6割程度の力でやったものなので、当然やり直しもありますが、多くの場合ちょっと低めのクオリティーでOKになるんです。

墜落スレスレまで評価を下げて、探索する。

しかし、当然そんなクオリティーの低い仕事をしていたら売上も減るし、評価も下がってきます。

「あいつはいつも早く帰ってしまって、やることをやっていない。」というようにもなりかねません。

ボクも実際そうなったこともあります。

ここは、ちょっと難しいところです。

このときボクは、自分なりの中長期の考えや将来につながるネタを発信し、自分の価値をなんとか保って、墜落スレスレで低空飛行していました。

その低空飛行中に、自分なりに「これはやらなくても大丈夫」「これはココだけ押さえれば大丈夫」「これはやらないといけないから、事前にやっておこう」みたいに、ひとつひとつの仕事に”補助線”を引けるように鍛えたんです。

効率よくやることの検索をするのではなく、やらなくても良いことを現場で探索して、徹底的に排除したわけですね。

残業をしない一番の方法は、やらないことを決めること。

そして結果的に、同じ業務量で、電話は減り、問合せも限られたお客様からしか来なくなり、早く帰れるようになりながら、売上は上がりました。

会社員の残業の減らし方、試してみてはいかがでしょうか。

 

◆近況報告◆

今日は、新しいサイト設計、役員打合せなど。

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