【予算の考え方】こんな勘違いをしている人とは仕事をしたくない。

投稿者: | 2015年5月23日

works-yosan

実は、予算を通じて見える人間性があります。

そんなことをまとめてみました。

予算という考え方。

会社には、予算というものがあります。

「予算を通してもらう」というのは、「これをすればこれだけのリターンが見込めるから、お金を使わせて(投資)してね」ということです。

嫁にお小遣いの交渉をするようなものですね。

「コレが欲しいんだけど、コレ買ったらこんなにいいことあるから、お小遣いちょうだい」みたいなものです。

会社では、期の初めに「予算」を立てます。

売上をつくるためにつかうお金の計画です。

その「予算」が通れば、会社から認められたということで、自分たちの権限で使える訳です。

一緒に仕事をしたい人の基準がここにある。

しかし、ここで勘違いをする人が出てきます。

どんな勘違いか。

予算を通すのは、結構シンドかったりします。

市場調査や利益シュミレーション、事業計画をまとめて、関連部署や承認者にわかりやすく説明できる資料をつくります。

当たり前といえば当たり前で、嫁にハーゲンダッツを買ってきて機嫌を取って承認をもらうような訳にはいきません。

そして、様々な壁を乗り越えて「予算が通る」と、ある種の満足感が生まれます。

会社員にはその満足感に浸っている人が多く、「予算を通す」ことが仕事だと思っている人もいます。

しかし、目的は自分たちの成果を上げることで、予算は手段です。

その予算があれば助かりますが、通らなければ通らないで他の方法を考えればいいわけですから。

こんな人とは仕事をしたくない。

もうひとつの大きな勘違いは、「予算を持っている=自分が偉い」というもの。

ボクも営業をしていたのでわかりますが、案件は予算を使える人に直接アプローチするのが鉄則です。

要は、権限を持っている社長、常務、部長や課長に売り込みをするのことが話が早い訳です。

だから、業者さんは「予算を持っている人」を(言い方は悪いですが)チヤホヤします。

すると、「予算を持っている人」は予算をチラつかせたり、「あれ?オレって偉いんじゃん?」と勘違いして、態度が大きくなったりします。

ここの勘違いは、仕事ができるできないではなく、その人の人間性です。

その使える予算は、現場の方々が汗水たらして、お客様からいただいたものです。

ボクも営業最前線でやっていたので、1円、10銭の重みや大変さをよく知っています。

それを「オレ、予算持っているから」「予算はあるからジャンジャンやろうよ」的な態度を取る人とは、ボクは仕事ができません。

自分もそうならないように気をつけようっと。

 

◆近況報告◆

今日は、息子の運動会。場所取り行かなきゃ。

1日1新:初級WEB解析士勉強。

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。