【ブランディング】見た目より、裏表のない一貫性が大切。

投稿者: | 2015年5月10日

brand

今いろんな分野のパートナー会社とお会いさせていただいています。

その中で、よく聞く「ブランディング」を考えてみました。

「ブランディングします!」

サイト制作会社からの売込みで、よく聞く一言がコレ。

「ブランディングをお手伝いします!」

何となくカッコイイような、ぼんやりしたイメージのような、わかったかわからないようなフレーズです。

そういう人に「なるほど。どうやってブランディングするの?」と尋ねれば、多くの場合は「最近の流行りのデザインや構成に切り替えて、御社のイメージを良くします!」という言葉が返ってきます。

それはそれで良いのですが、ブランディングという言葉を見た目の良いデザインという表面的なところで考えていて、何とも薄っぺらい感じを受けます。

自分はブランディングできているのか?

先日、会社の近くの路上で喫煙をしている人を見かけました。

たばこを吸いながら、携帯電話で相手をまくし立てるような話をしている姿は、大人としてはちょっとイケてない感じです。

10分後、新規でお会いする会社さんがいらっしゃいました。

そう、お分かりになると思いますが、その人はさっき路上で喫煙しながら電話していた人でした。

相手は全く気がついていませんが。

商談での資料やパワポは見た目もカッコイイし、プレゼン内容もわかりやすいものでした。

そして、こう言うわけです。

「御社のブランディングをお手伝いしたいです!」と。

ボクは思うわけです。

「その前に、あなたが一貫性を持った行動をしたほうがいいですよ。」と。

人のブランディングの前に。

ブランディングというと大きくイメージしてしまいそうですが、一言でいうなら【約束】のことです。

言い換えれば、【一貫性】とも言えます。

デザインをカッコよくしたからといって、すべてが変化する訳ではありません。

表面的にカッコよくしても、中身が伴っていなければ意味がありません。

子どものおもちゃを売っている会社のデザインをカッコよくリニューアルして「ブランディングしました!」と言っても、その会社の社員たちが路上で歩きたばこをプカプカ吸っていたらどうでしょう。

そんな裏表があるような会社は信用しませんよね。

つまり、ブランディングって単なる見た目のデザインではなく、根っこの部分が大切です。

 


◆近況報告◆

今日は、息子のサッカー応援。

1日1新:ホテルオークラのビスキュイサンド。

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。