【会社のブランディング】変えるのはロゴではなく、目の色。

投稿者: | 2015年2月8日

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後輩が、会社を辞めます。

そのときに考えたことがありました。

それは、会社のブランディングとつながるところです。

会社のブランディング。

「あの会社、いいよね~」と言われる会社は、どんな会社でしょうか。

CMをたくさん打っていてみんなが知っている会社?

メディアに取り上げられるくらいに儲かっている会社?

誰もが知っている商品を扱っている会社?

人それぞれなので正解はありませんが、僕の基準はちょっと違うところにあります。

応援をするという選択。

来月、会社で他のセクションの後輩が転職します。

とても有能で元気な人材なので、ものすごく惜しいです。

本当は引き留めて僕のセクションにジョインしてもらいたい気持ちもありましたが、僕は快く次の会社へ行くことを勧めました。

会社を辞めるということにネガティブな人もいますし、裏切り者と考える人も少なからずいるのが現状です。

しかし、僕はそうは思いませんし、本人に後ろめたい気持ちがあるのであればそれは違うとハッキリ言います。

僕は彼にこう言いました。

「今の職場で学んだことを次で活かして、活躍してほしい。そのことが、今の職場の人に対する恩返しになるよ。」と。

辞めた人が口にしたくなる。

ここに僕の会社のブランディングの基準があります。

どうでしょう、おわかりになりますか?

僕のブランディングの基準は「辞めた人が口にしたくなる会社かどうか」です。

会社を辞めた人が次のステージで活躍してくれて、さらには「昔そこで働いていたことが大いに役立っていて、とても感謝しています。」と言われるほど嬉しいことはありません。

そして、その活躍が広まり「元○○で働いていた人は、すごい。」という評判やイメージは、とても強いブランドになります。

そういう人材を輩出できるチームをつくるのが、僕のひとつの目標です。

ブランディングを考えるならば、CIやロゴマークを変えるのもいいですが、それよりも意識の高い職場で、働く仲間の目の色を変える環境をつくることが大切です。

 

◆近況報告◆

今日もスキーに雪遊びです。

1日1新:池の平リゾート。

 

今日も一日感謝です。