「そこまでしなくても」という日本特有の感覚が世界基準では危ないこともある。

投稿者: | 2022年11月30日
「そこまでしなくても」という日本特有の感覚が世界基準では危ないこともある。

海外や外資系企業の人と仕事をしていると、「???」ということが起こります。

例えば、自分たち都合で急に値上げしたり、ルールを変えようとしてきたり、「ボスが変わったから方針が変わってこの条件以外では取引できない。」と平気な顔をして言うんです。

そして、「それを飲めないなら、仕方ないです、取引はできません。」となるわけです。

 

こうした対応や交渉事に、ボクは「えっ??」となりました。

「いやいや、いきなりそんなことを言われても、もう少し時間が欲しいし、こっちの都合も考えないで、そりゃないでしょ?」と、ふぬ~!とイライラしていました。

しかし、それは前提として、日本(というかボクの周りや業界)でヌクヌクと仕事をしていたからなのでしょう。

ボクの周りでは、値上げや条件変更があるときは、事前に説明をしてくれるし、ある程度の時間もくれるし、妥協点を一緒に考えてくれるし、相手もある程度気をつかってくれることが当たり前でした。

なので、一方的に相手の条件を押し込まれることに対して、ムカっとしていたんです。

 

しかし、それはボクが世間を知らないだけの話。

自分たちの都合で条件を押し込んでくるのは、世界では当たり前のことで、逆に日本のように人が良い方が珍しいのでしょう。

海外の人は、それぞれの国民性や個人差もあるのでしょうが、清々しいくらいムチャクチャしてくる人もいますw

だからこそ、常に先を考えて、常に気を張って、自分たちを守るために、自分たちの爪を研いでおくことを欠かさないことが大切です。

日本特有の考え方だと「そこまでしなくていいでしょ?」と感じることもありますが、「そんなところまでするのが当たり前」の中で戦っていくには、そんな感覚も必要だなぁと思う次第。

 

 

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