これから先の人生で新しいことが身につかない考え方を持っているかもしれない恐怖。

投稿者: | 2022年7月7日

これから先の人生で新しいことが身につかない考え方を持っているかもしれない恐怖。

これから先の人生で新しいことが身につかない考え方を持っているかもしれない恐怖。

「できるからやるのではなく、やるからできる。」

これが正解です。

 

最近、いろいろなセミナーや説明会に登壇することが多くなり、自分たちのビジネスや越境EC周りのことをお話する機会に恵まれています。

みなさんの前で、越境ECや海外販路開拓のプロとしてお話をしていますが、ぶっちゃけボクは、越境ECについてはまだまだ経験が少ないし、実務も多くをやっていませんので、表面的なところしか話せず、厚みがない状態。

それでも依頼があったら話さなければいけないので、それはそれはプレッシャーなわけです。

  

なので、人前では「まあ、余裕ですよ。」と言いながらも、コソッと家で必死に練習をしています。

さらには、資料を作りつつ、一人で練習していると、

「こんなことを聞かれたらどうしよう。」

「あんなことをツッコまれたらわからないわ。」

というところが次から次へと出てくるわけです。

 

そうなると、「いやいや、これ、まだ自分には無理っしょ。」とか、「まあ、適当にごまかせばいいか。」と投げやりになってくる気持ちもわいてくるんです。

一方で、「せっかく登壇して、話を聞きにきてくださっている人に、そんな失礼なことはできない。」という正義感を持った自分が顔を出してきて、自分なりに必死に調べて、人に教えてもらって、「最低限の知識だけは身に付けた状態にしなきゃ!」となるんです。

 

そして、実際に登壇をして、必死に余裕なフリをしつつセミナーをすると、その内容の理解が、自分の中で整理されて、体系化されて、いつでもどこでも話せるようになることに気が付きます。

さらに、みなさんから「わかりやすかった」「勉強になった」という反応をいただけると、「あれ?自分、本当にこの領域について、プロらしくみなさんに伝えることができるんだ。」という勘違いを生み、その結果、他のセミナーに登壇したときにさらに知識の上乗せ、さらには実務での活用にもつながっていることを実感します。

  

このブログで何度も書いていますが、結局のところ、

できるからやるのではなく、やるからできるようになる。

ということです。

 

ボクも含めて多くの人は、失敗がこわくて「できるようになってから挑戦する。」「失敗しないようにいろいろと調べてからやってみる。」という順序になります。

そして、やってみる前にいろいろと調べたり、練習したりしたりするわけですが、「まだまだ足りないし、知らないことが多すぎるかもしれない。」と考えて、実際にやってみるまでには至りません。

結局、実際にやらないので、いつまで経ってもできるようにならないスパイラルにハマります。

  

この考え方を理解していないと、新しいことは一生できるようになりません。

 

 

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