行政に事業提案をして思う。ビジネスは、矢印の方向が揃っていないとロクなことにはならない。

投稿者: | 2022年5月2日
行政に事業提案をして思う。ビジネスは、矢印の方向が揃っていないとロクなことにはならない。

ビジネスは、人と人の間にあるもの。

ビジネスのベースは、感謝とリスペクトです。

 

人と人が協力して成り立つものなのにも関わらず、

なぜか上から目線で来られるケースもあります。

  

先日、とある行政にプレゼンをしたときのこと。

行政が自分たちの管轄エリアにある事業者に向けて、

何かしら支援を行う事業企画の提案をする機会がありました。

   

ボクは、とあるスキームでのビジネス拡大の提案をしました。

事前に提案内容を提出し、それに沿って限られた時間の中で説明。

なぜかPCやプロジェクターは使用禁止の謎のルールがあり、

すべて紙のみでの提案を行いました。

 

そして、説明が終わった後の行政からの質疑応答で、

行政の方々からの質問や言動がご丁寧に高圧的でした。

 

提案の趣旨である地元企業さんたちの発展のための質問ではなく、

資料の表現のあげ足を取るような質問(確かに短時間でパパっと作ってしまった。。。)や、

行政が旗振り役にも関わらず、お金だけ出してすべてを丸投げしようとする姿勢、

事前に資料を配布していて、自分でちょっと調べればわかるようなことを聞いてきたり、

この歳になって、就職活動の圧迫面接をされた気分が味わえました。

(されたことがないので、あくまでイメージですが)

  

個人的には、そういう姿勢の行政の人たちでは、

この支援事業は上手くいかないなぁと思った次第で。

  

そりゃそうですよね、

事業の目的は事業者さんたちの発展であり、

行政と事業者、そしてボクたちのような支援会社が同じ方向を向いて、

お互いに協力をし合わないと成り立ちません。 

  

矢印で言えば、三者の矢印が同じ方向を向いていることが前提で、

モノゴトがうまくいくというものです。

 

にも関わらず、なぜか矢印が行政だけ反対を向いているんです。

 

そして、その矢印は、

「あなた達に任せれば、すべて上手くやってくれるんでしょうね?」

という圧がすごい。。。

 

もちろんボクもオトナなので上手にかわしますが、

感謝とリスペクトがビジネスのベースだと考えているので、

「一緒に仕事をしたくないわぁ」と感じるわけです。

  

その時点で、その行政はものすごい損をしているんですけどね。

 

ということで、せっかく提案したけど、

結果的にボクがお願いされても断ろうと思っています。

  

ただ、これ、自分自身も気を付けないといけないなぁと。

人の振り見て我が振り直せ。

行政の姿勢や言動に感謝です。

 

            

   

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