実店舗ありきのECがぶつかる壁。

投稿者: | 2018年9月28日

オムニチャネルという言葉も古くなりつつある昨今、リアルな店舗とデジタルなECの組合せでどうやって価値を提供するかを考えています。

で、いろいろな話を聞いていて気が付いたのが、実店舗ありきでECを始める会社が必ずぶつかる壁です。

 

どんな壁かといえば、『データ』です。

実店舗や営業にECやデジタル周りを組み込むということは、システムとデータの整備が欠かせません。

そのデータへの考え方がネックになるんですね。

 

例えば、商品情報。

商品情報と言っても、いろいろな項目が存在します。

商品名、型番、メーカー名に始まり、サイズ、素材、入数、出荷単位、価格、商品カテゴリ、商品説明など。

 

さらには、商品画像。

商品の全体画像に始まり、横から、上から、梱包仕様、細かい部分まで。

それらがキチンと整備されていれば問題ありませんが、多くの場合それができていません。

 

そうしたデータの整備状態が悪いと言うのは、担当者が悪いということではなく、それが無くても実店舗ありきだと困らなかったんですね。

実店舗ならば、商品情報なんて価格さえあれば、実物をお客さまが手に取ってくれて、わからないことは店員に聞けば良いわけですから。

しかし、ECではそれを先回りして、限られたスペースで情報を的確に伝えないといけません。

なので、いろいろな情報が必要になり、それらがキチンとシステムにのるデータでなければいけません。

実店舗ありきの会社には、この大切な部分が面倒であり、業務フローに乗せられず、中途半端なECやデジタルマーケティングになってしまう事例がものすごくたくさんあります。

物販のECでは、データが命です。

 

 

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今日は、CRMの勉強など。