見ているようで、見ていない。バイアスがかかっていることを意識する。

投稿者: | 2017年9月21日

情報を集めていて、思ったこと。

幅広く情報を集めているようで。

会社で、新しいツールの導入や新規事業をを始めるとき。

いろんな会社さんにヒアリングしたり、ネットを使って、いろんな事例や情報を集めます。

そうした事例や情報に触れると、「なるほどね!」「そうか、そうやるのか。」といった新しい視点や切口に気が付くことができます。

しかし、実はそれらの情報を見る自分たちには、バイアスがかかっています。

株をやっていたときの話。

ボクは、以前、株にハマっていました。

少額にも拘わらず、自分が買った株の動きが気になってしまいました。

ちょっとでも下がると慌ててしまい、上がったら上がったでソワソワしてしまうんですね。

で、特に下がってしまったときは、情報を集めるんです。

当然ですが、情報には、当たり前ですがポジティブなものもあれば、ネガティブなものもあります。

損をしたくない自分は、ネガティブな情報ばかりでも、ポジティブな情報に行き当たるまで探すんです。

素直に損切りをすればいいのに、ポジティブな情報を集めて、自分を安心させたいだけなんです。

無意識に自分たちに合うものを探していないか。

これと同じで、いろんな情報を集めているように見えて、実はそこにバイアスがかかっています。

つまり、いろんな情報を集めて考えているようで、実際は自分たちの中に既定路線があって、そこに合う情報だけを見ているということです。

「それは、その会社だからできることだから参考にならない。」

「そこは、自分たちの会社に近いからできそう。」

そんな感じで、せっかくの情報を活かしきれていないことって、結構あるんじゃないでしょうか。

ここは、意識しておいたほうが良さそうです。

 

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