#678 切り替えの速さが人生を決める。
こんにちは。小嶋です。
「まあ、そういうこともあるよ。考えても仕方ないしさ。」
昨日、子供たちと風呂に入っているときに息子が言ったセリフ。
最近このセリフを息子からよく聞くようになりました。
▼息子の口癖。
ボクは、できるだけ子供たちと風呂に入るようにしています。(娘は、あと何年くらい一緒に風呂に入ってくれるのだろう。。。)
それは、風呂好きなママがゆっくりお風呂につかれるようにする配慮はもちろん、自分自身が子供たちと風呂に入ることが楽しいからです。
風呂では、息子と娘が、その日あったことを「あーでもない」「こーでもない」と話したり、歌を歌ったり、いろんなお風呂アイテムで遊んだり。
そんな中、昨日は、娘が湯船でコケて、軽くアゴをぶつけるアクシデントが発生。
娘は自分がコケてしまったことで、アゴを負傷し、自分がやりたい遊びに集中できなくなりました。そして、怒りの矛先をどこにぶつけていいかわからずに、イライラしてし始め、泣きだす始末。
そのとき息子が放った言葉は、「まあ、そういうこともあるよ。じゃあ、こうしようよ」
▼「そういうこともあるよ」
「そういうこともあるよ」というセリフを言い放つ息子。
そう、ボクであれば、「大丈夫?どこが痛いの?けがしてない?何でそうなったの?もっと気をつけないとだめでしょ!今度から気をつけようね。」(過保護)といった感じになります。
しかし、息子としては、コケることなんてよくあることだから、コケたことを考えても仕方ないし、ちょっとくらい痛いのは我慢すればいいし、痛かっただろうから今度から自分で気をつけるだろうし、転んだことを考えても誰かのせいにしたくなってくるし、メソメソしても仕方ないから、痛いのをちょっと我慢して、次のことをやろうよと言いたかったようで、それを
それを「ま、そういうこともあるよ。」
と表現したようです。なかなかナイスフォロー。
その言葉で娘は、崩れかかった気持ちが回復し、機嫌がなおって遊びはじめ、アゴのことは忘れていました。
▼切り替えスピードが人生を良くする。
何かのアクシデントやトラブルが自分に起きると、「何で自分だけ」という風に思うことがあります。
そして、そのアクシデントやトラブルに対して、こう考えてしまうことが多々あります。
「○○が悪かったからこうなった」
「こうしておけばよかった」
「ああしておけばよかった」
「もっと気をつけておけばよかった」
「なんで気がつかなかったんだろう」
「だからやめとけばよかった」等々。
変えられない過去の事実を拾ってきて、一人で「ああしておけばよかった」と考えたり、仕事で部下に「何で気がつかなかったんだ!」と叱るのは自由ですが、それをしたところで何も変わりません。(原因を追及するのは大切ですが)
さらに、考えだすと他の誰かや外部環境のせいにしたくなってきます。
誰かのせいにするのは結構なことですが、それをしたことで状況が良くなることは少ないはずです。わかっているけど、なかなかできなんですよね、これ。
考えるべきは、次のアクションです。
たとえ気持ちが落ち込んでしまっても、その気持ちを無理やりにでも変えて、次を考える必要があります。
前のめりな人は、そういった切り替えが速いのだと思います。
それは「そういうこともある」と想定していて、アクションプランを用意しているからかもしれません。
また、「そういうこともあるんだから仕方ない」とどこかでわかっていて、悩む時間があったら解決するために動くマインドを身につけているからかもしれません。
もちろん人生には、簡単に割り切れない問題やアクシデントもあります。
しかし、日々の生活においてはそう言った大きな問題は少ないはずです。であれば、サッサと切り替えて、良い方向へ進んだ方が人生楽しくなりそうです。
そう、ボクであれば、ヨメにダメ出しされて「なんでそんなことでダメだしするんだよ~!」とイライラしながら反撃を考えるのであれば、その怒りを召喚させて、ヨメが喜ぶようなことやプレゼントを考えた方がよっぽどいいと思った次第です。
★近況報告★
今日は、営業、来期の戦略作り。夜は、先日知り合って、上海から一時帰国したHさんと新橋で会食。
1日1新:NISA活用。
1D1A:工場視察チェック表作成。
今日も一日感謝です。