量より質を考えるときは、砂場のお城のつくり方を考えてみる。

投稿者: | 2017年6月22日

量よりも質が大事。

けれど、量をこなさない限りは、質は生まれないと思います。

砂場のお城。

この前、公園の砂場で子どもたちがお城らしきものを作っていました。

作り方は、どこで覚えたのか、とにかく砂を山盛りにするんです。

そして、自分のイメージする形に近づけるために、必要のない砂をガシガシと削ぎ落していきます。

すると、上手いことそれなりのお城らしきものが完成します。

しかし、使う砂を必要最低限に最短で作り上げようとして、付け足し付け足しで作ったお城は、作る工程はスマートに見えるかもしれませんが、儚くも壊れやすいものなんです。

量を増やして、質をつくる。

ボクは、部下に仕事を無茶振りすることがあります。

それは、部下を困らせてやろうと考えているのではなく、ちゃんとした理由があります。

そう、それが”砂場のお城のつくり方”なんです。

ストレッチが必要な仕事をすることで、考えたり、手を動かして、一見無駄にも見える”量”を増やすことが、その人の仕事の”質”を生むと考えているんです。

最短距離を教えるよりも。

仕事をふるときに、ある程度、最短距離で進む方法を教えることもできます。

しかし、部下の成長には、砂のお城のように、一見無駄に見える砂を”山のように盛る”ことが必要です。

山のように盛ってから、必要のないものをそぎ落とす、そうすることで無駄に見えたいろんな努力や工夫が、その”質”を支えてくれます。

必要なものだけを積んでいく最短距離でいくのはスマートに見えますが、パッと見でムダに思える大切な支えが足りません。

何よりもまずは、量を山盛りに積むことが仕事の質を上げるハズです。

 

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