「面倒だ」が原動力。

投稿者: | 2014年1月17日

#630 「面倒だ」が原動力。

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こんにちは。小嶋です。

会社では「業務改善」や「仕組み化」をして、営業にかける時間を増やして、

「売上を上げよう!」という号令がかかっています。

しかし、「業務改善」や「仕組み化」がどれだけ進んでいるかといえば、

実際のところ、そんなに変わっていないような感じです。

その理由は何でなのか??

 

 

▼本気でやっていない。

結局のところ、本気でやろうとしていないのだと思います。

口では言っているけど、四六時中業務改善を考えているかといえば、

きっとそんなことはありません。

「本を読んで影響されたから」「講演会を聞いてテンションが上がったから」

という一過性の理由であることが多いです。

今の会社では、やれレポートを出せ、やれ報告しろ、やれ検証しろと

指示が飛んできますが、結局のところ出して終わりというケースがほとんどです。

(自分の会社だけなのかも。。。)

それは個人に置き換えても同じで、一時的にテンションが上がって手をつけますが、

忙しくなると後回しになり、結局元通りということがよくあります。

実際のところは、今業務がまわっている訳ですから、業務改善をしなくても困りません。

さらに、人は変わることへの心理的なハードルがあるので、

結局は、今のままで何とかすればいいや~と思ってしまうのかもしれません。

 

▼「面倒だ!」が原動力。

ボクは、会社の中では比較的業務改善をしていこうという意識が強い方です。

それは、やりたいことがたくさんあるので、時間を創り出す必要があるからです。

しかし、その意識を掘り下げてみると「業務改善」の原動力は、「やりたいこと」への意識よりも、

「ああ、面倒くさい!」という意識が人よりも強いからだと思います。

B型しし座のボクは、とにかく会社でジッとしているのが嫌なので、

面倒な書類や資料作りはやりたくありません。

会社ではそういう書類や資料も必要なこともすご~くよくわかりますが、

実際のところ、他のことをした方がお客様のためになることが多いです。

また、他のケースで他の営業担当からお客様を引き継ぐと、

ものすごく細かく丁寧に対応していたり、

業務もとても複雑にしていることがよくあります。

ボクは面倒くさがり屋なので、お客様にやってもらえることはお客様にやっていただくし、

必要ないような業務はやらないし、他の部署に頼めるものは頼んでしまいます。

「自分でやることが美学」と思って残業をして丁寧にシゴトしている人もいますが、

自分しかできないことは、そう多くありません。

 

▼その状況を作るのが一番。

そんなことを言う自分も「すべて自分でやらないと気が済まない」タイプでした。

朝早くから夜遅くまで、すべて自分で抱え込んで、「オレ、超頑張っているわ~」と

自己満足に浸っていました。

しかし、ボクは、ある時期に早く帰らなくてはならない家族の事情ができたときに、

(言い方は悪いですが)仕方なく業務をバッサリと切り、改善をしました。

そこから自分の意識が変わった感じがあります。

どうにもならない状況になるのが、一番業務改善を考えることになるのでしょう。

その結果今では、長い時間会社にいると頑張っているという評価を受けやすい風土の中で、

早く帰ってしまうというのは当時の自分にはとてもハードルが高いことでしたが、

皮肉も言われますが、今ではヒョイと直帰できる身軽さになっています。

これは、質より量という考え方にも当てはまりますが、量を増やしてパンクしないと、

ボクのような絵に描いたような凡人は、本気の業務改善はやれないのかもしれません。

あ、もうひとつ個人が本気で業務改善をする方法。

それはThe works renovationの勉強会に自腹で参加することだと思います。

 

 

 

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★近況報告★

今日は、営業、内務、内務。

夜に道場仲間の弁護士Sさんのセミナーに参加予定。

 

今日の体重 81.6kg。 体脂肪率 18.8%。

 

今日も一日感謝です。