MA(マーケティングオートメーション)も良いけど、基本的な部分を見直そう。

投稿者: | 2016年11月3日

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EC関連ネタです。

先日、通販ソリューション展に行ってきて思ったこと。

MA(マーケティングオートメーション)が流行り。

大きな流れとしては、今年は【MA(マーケティングオートメーション)】を掲げているブースがとても多いのが印象的。

昨年までのキーワードが【オムニチャネル】だったんですけど、今年はほとんど見かけませんでした。

MAとは、顧客の行動をデータやビッグデータと掛け合わせて、最適なオファーを最適な手段でナイスタイミングでお届けすることを、自動でできるんです。

営業ならば、そういったことを自然とやっています。

例えば、「A社さんには、こういう需要がある」というのを経験則で持っていて、それに合った提案を考えて持っていくようなことをしていますよね。

MAでは、それを経験則ではなく、データを解析してはじき出し、すべて自動でできちゃうんです。

MA(マーケティングオートメーション)はホントに効果があるのか?

さらに、そこにAI(人口知能)が加わると、いちいち担当者が購入いただけるようなリピーターになってもらうためにいくつものシナリオを作らなくとも、最適なチャネルで、最適なオファーを出せます。

担当者はやることが無くなりますね。

超絶便利です。

では、そういったMAは本当に効果があるのでしょうか?

確かに、可能性は高まりまりそうです。

でも、これさえ導入すれば、リピーターは格段に増えるかと言えば、そうとも言い切れません。

基本的なことを見直そう。

先日行ったお好み焼き屋さん。

鉄板の火が弱くて、ジュウジュウいわず、店員さんに何度か文句を行ったのですが改善されず「二度と行かない」と思いました。

そんなお店から、リピーターになるためのMA(マーケティングオートメーション)が組まれて、いろんなオファーが来たらどうでしょう。

「もっと美味しく食べられるように鉄板の温度を考えようよ!」と思います。

自分たちの商品やサービスをしっかりと見直しもせず、そういったツールに頼るのはいけません。

MA(マーケティングオートメーション)を組むのもいいですが、もっと基本的なことを、より深く見直すことが求められることになるでしょう。

 

 

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