「高い」とか、「安い」とか、その判断の基準はどこにありますか?

投稿者: | 2016年10月6日

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何かのツールを導入しようと稟議を切るとき。

「それ、高いだろ」とか「う~ん、その安さなら」とか。

反射的にそう反応する人がいますが、どうなんでしょう。

その基準と比較対象は何??

世の中には、金額だけを見て「高い」「安い」を言う人が、いらっしゃいます。

何を隠そう、自分もそうでした。。。

金額だけ見て「この金額じゃあ高いだろ。。」と考えてしまうんです。

その理由は、自分の決済権限や持っている予算に対して判断するから。

それじゃあ、ナンセンスですよね。

1500円と300円のコーヒー。

例えば、1500円のコーヒーを見て「高い」というのは、どうでしょう。

自分のお小遣いを基準に、いつも飲んでいるチェーン店のコーヒーに比べたら全然高いわけです。

しかし、コレって、目的や期待する効果によりますよね。

長めの時間でゆっくりと話すことが目的ならば1500円でも高くはありませんし、ちょっと一息つくのであればパッと買える自動販売機で十分で、300円のコーヒーが高く感じます。

目的と期待する効果をハッキリさせる。

結局のところ、金額だけを見て「高い」「安い」の判断をしないことです。

「高い」「安い」を判断する前に、キチンとその目的や期待する効果をハッキリさせることが大事です。

何の基準で、何と比べているかが大事です。

これは、自分たちの価格設定をするときも同じです。

ただ単に「相場がこの価格だから」とか、「相手の予算がこの金額だから」というだけで、簡単に安くしてはいけません。

常にそこをしっかりと考えたいものです。

 

◆近況報告◆

今日は、ツマノミクスの会に新規入会されるかもしれない御方と皇居を走ります。カラダがおもすぎて、走れるか不安です。。

 

1日1新:なし。