「普通の会社員」と「ちょっと違う会社員」の質問の切口に見る。そもそもの思考が違うなあと思った話。

投稿者: | 2016年7月9日

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いろいろなプロジェクトに参画していて思うことがあります。

例えば、新しい施策やツールを試してみようとするとき。

そのときの、その質問の切口に大きな違いあります。

さて、どんな違いなのでしょう。

普通の会社員タイプ。

ひとつ目のタイプは、普通の会社員タイプ。

いってみれば、ボクのような方です。

このタイプは、まず「それ、どういうところが採用していて、うまくいったの?」と実績を聞きます。

そして、その実績がうまいこといっているなら採用するし、失敗していたら不採用にするといった判断をするためです。

ハッキリ言って、小学生でもできる判断です。

「◯◯ちゃんが、うまくいかなかったからボクもや~らない。」みたいな。

実績を最初に聞いて、それだけで判断するタイプです。

ちょっと違う会社員タイプ。

もう一方は、ちょっと違う会社員タイプ。

なかなかこういう方には出会いませんが、ボクはこれを目指しています。

どういうタイプかというと、「どうやってやるの?今後どうなっていくの?」という今の形のプロセスやこれからその施策やツールがどうなっていくか?を聞きます。

つまり「自分たちの在り方に合うか?合わないか?」が問題なんですね。

そして実際に「その施策やツールが今時点で自分たちの中でどう使えるか?」、「そして今後の流れの中でどうやって活かすか?」を考えるための質問をします。

他のところの実績は、大して問題ではないんです。

新しいことをやっていくには。

質問に差があるということは、根本にある思想が異なり、その後の判断や行動も大きく変わります。

ちょっと違う会社員タイプの場合は、まず「自分たちはありたいのか?」を軸に考えている前提があります。

「他の会社もやっているから」という安易な考えではないんです。

もちろん、運やタイミングによって「他の会社もやっているから、うちもやろう!」でうまくいくこともあります。

なので、どちらが良くて、どちらが悪いと言うわけではありません。見方によって、変わるわけですから。

でも、少なくとも「自分たちはどう在りたいのか?」と考えることは、とても大切だと思います。

 

 

◆近況報告◆

今日は、ヨメとブランチ(予定)、父のお見舞いなど。

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