リーダーは時として、麓まで戻る勇気を持とう。

投稿者: | 2016年10月26日

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営業戦略を考えていて、思うことがあります。

それは、麓まで戻る勇気があるか?ということです。

事業を山登りに例える。

事業は、ときに「山登り」に例えられます。

まず、どの山(戦略、事業領域)を登るか?

山の頂上をゴールとして目指すか、中腹をゴールとして目指すのか(ゴールの設定)?

ゴールへは、どのルートを辿るか(戦略)?

いつ、どういったメンバーで、どんな装備で登るのか(戦術)?

といった感じです。

現実が待ち構えている。

どの山をどうやって登るのかが決定したら、実際に登り始めます。

そうすると、いろんな現実が待ち構えているわけです。

地図上ではつながっているルートが、川や倒木で塞がれていたり、吹雪で前が見えない状況だったり。

いろいろな状況の中で、都度最適な対応しつつ、ゴールを目指して、一歩一歩着実に進むことが大事です。

庵まで戻る勇気があるか?

しかし、時として「あれ?このままのルートじゃ、ヤバいんじゃね?」みたいなケースが出てきます。

そのとき、「でも、せっかくここまで登ってきたから、無理してでも進もう。」と考えるかもしれません。

むしろ、「無理してでも登るべきだ。それができないのは、根性がないからだ。」みたいに取られることもあるかもしれません。

しかし、致命傷を負わないために、庵まで戻って、ルートそのものを変えたり、その山を諦める決断をすることも、ものすごく大事です。

それは、ものすごく勇気のいることかもしれませんが、それがリーダーの務めです。

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな定期ミーティングなど。

1日1新:なし。