ボクの仕事は、マーケティングです。
しかし、マーケティングという言葉は、人によって定義が違いますよね。
市場調査のことを「マーケティングをする」と言ったり、集客することを「マーケティングをかける」と言ったり。
ボクの個人的なマーケティングの仕事の定義は、「買い受ける全体の仕組み作り」です。
買い受ける仕組み。
「マーケティングを買い受ける仕組み」とすると、手掛ける領域はものすごく広くなります。
今はECを中心にして、どんな商品を取りそろえて、どうやって自分たちをお客様に知ってもらい、利用してもらって、どんな決済や配送、アフターサービスを提供して、そのための買いやすくサイトを作って、どうやってリピートしてもらおうかを考えつつ、それを支える組織体制はどうしよう、物量を支えるロジスティクスやシステムはどうしていこうか、、なんてことを日々考えて、いろいろ試しています。
「買い受ける」ためには、そのようないろんな仕事があるんですね。
それをひとまとめにして、「マーケティングを組み立てる」って言っています。
誰に、何を、どうやって提供したら喜ばれるか?
こうやって書くと、「マーケティング」という言葉がプロっぽく聞こえますが、ぶっちゃけ、そんなに深く考えていません。
何より、ボクはひとつのことしか考えられない単細胞なので、いつも考えていることは、3つだけ。
「誰に、何を、どうやって提供したら喜ばれるか?」です。
上に書いた「どうやってお客様に知ってもらい、どうやって利用したくなってもらい、どんな商品を取り揃えて、どんな決済や配送、アフターサービスを提供して、どうやって買いやすくサイトを作って、どうやってリピートしてもらおうかを考えつつ、それを支える組織体制はどうしよう、物量を支えるロジスティクスやシステムを組立てていこうか」なんていうのも、「誰に?何を?どうやって?」が決まれば、当たる可能性の高いものからPDCAを回していけばいいだけの話。
なので、常に「誰に?何を?どうやって?」を考えています。
マーケティングを組立てるのってワクワクする。
「誰に?何を?どうやって?」を考えるとき、答えは3つしかありません。
それは、
- 自分たちのモノやサービスをお客様に合わせるか?
- 自分たちのモノやサービスは変えずに、それに合うお客様を探すか?
- お客様を自分たちのモノやサービスに合うように変えるか?
3というのは難しく時間がかかるので、ほぼ1か2の選択肢しかありません。
先日マーケティングを組立てているときに、販売するモノは決まってしまっているから1はあきらめ、2のそれに合うお客様を考えました。
そんなときに役立つのは、街を歩くこと。
「え??そんなマーケットがあるの??」と思うようなヒントがゴロゴロ転がっています。
先日もプラプラしていて、「テーブルコーディネート」というキーワードのマーケットを知り、そこにアイデアをもらい、それを試そうとしています。
今まで触れたこともないマーケットを知ると、自分たちの商品の紹介の切り口をちょっと変えるだけで、爆発的に喜ばれそうなアイデアがわいてきます。
そういうのって、ワクワクしませんか?
それが、マーケティングを組立てる醍醐味だと思います。
◆近況報告◆
今日は、いろんな打合せ。
1日1新:なし。