コミュニケーションコスト。組織で一緒に仕事をしたい人、したくない人。

投稿者: | 2016年6月4日

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会社には、大きく分けて2つのタイプの人がいます。

ひとつは、一緒に仕事をしたい人。

もうひとつは、一緒に仕事をしたくない人。

そこには、ちょっと前に多く聞くようになったコミュニケーションコストがあります。

コミュニケーションコストとは。

仕事は、結局のところ、人と人の間にあります。

そうなると、人と人がコミュニケーションを取るわけで、そこには時間的なコストがかかります。

「あれ、お願いね!」の一言で、相手が状況から理解してくれるような関係であれば、仕事がスムーズでコミュニケーションコストは低いでしょう。

しかし、「あれ、お願いね!」では伝わらず、「この案件のこのドキュメントのこの部分の内容を、誰と誰に確認して、、、」と一から十まで説明しないと理解してくれないようでは、コミュニケーションコストが高く、認識を合わせるのに時間がかかります。

このお互いのコミュニケーションにかかる労力のことをコストと表現するわけですね。

仕事をおもしろくできる人。

同じ仕事でも一緒に仕事をする相手とのコミュニケーションコストの差によって、その成果は大きく変わります。

いちいち話をややこしたり、俺ってすごいんだぜアピールをしたり、上から目線でくるような人と仕事をしても、面倒だし、時間の無駄です。

一方で、本質を見極めてササッと進めてパッと済ませるような人は、スピード感もあり、仕事がおもしろいですよね。

後者の人のように仕事がやりやすいということは、当然いろんな相談や協力要請が多くなり、おもしろい仕事がたくさんできるようになるわけです。

コミュニケーションコストを下げよう!

では、どうしたらコミュニケーションコストが下がるのでしょうか?

それは、3つあります。

1 相手の話を聞く。

まず、相手の話を聞かないことには仕事は始まりませんよね。自分のやりたいことを押し付けても意味がありませんから。

2 相手にわかりやすく伝える。

相手の話を理解した上で、自分の言いたいことややるべきことをわかりやすく、次につなげやすく伝えることが大事です。自分アピールや相手を困らせても仕事は前に進みません。

3 常に上機嫌。

気分によって仕事をしていては、コミュニケーションコストは高くなります。「あの人は気分屋だ」と思われて相手にタイミングを図らせるようなことをすればスピードが遅くなるし、機嫌が悪くて煽るような会話をしていては二度と仕事を一緒にやりたいとは思ってくれないでしょう。

さて、あなたは一緒に仕事をしたいと思われる人ですか?

それとも面倒な人だと思われている人ですか?

 

◆近況報告◆

今日は、娘の習い事など。

1日1新:なし。