ボクが暇そうに見えるのは、【作りおきの技術】を意識しているからです。

投稿者: | 2016年4月19日

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ボクが比較的ヒマそうに見えるのは、自分でいうのもなんですが、他の人(あくまで会社内)よりちょっとだけ仕事が早いからです。

それは、マイルールで「社内でお願いされた仕事は、その日の内に何かしらの形で返す。」と決めているからなのですが、依頼されたことをその日のうちに返す”ミソ”は【作り置き】にあります。

料理コーナーで出会った「作り置き」の技術。

本屋さんで、料理コーナーに行きました。

そこには、ものすごい量の料理本。。

何から見ていいかと迷っていたら、「つくおき 週末まとめて作り置きレシピ (美人時間ブック)」「夫もやせるおかず 作りおき: お肉や麺もOKなガッツリ系 (LADY BIRD 小学館実用シリーズ)」といった「つくりおき」に関する本がありました。

「・・・つくりおき??」

その場で余りものでアレンジして、パパッとつくるのが料理ができる人だと思っていましたが、「なるほど、そうやって作り置きをしておけばいいんだよな」と大きな体の中年オッサンのボクが、ひとり料理本コーナーで気がついたわけです。

これって、仕事も同じですよね。

ボクの仕事も、ある意味「作り置き」でやっていることに気がつきます。

作業はめちゃめちゃ遅い。

仕事が早いというのは、作業が早い訳ではありません。

ボクは、実際作業的な仕事は、メチャメチャ遅いです。

すぐ飽きるし。

エクセルを使っているのに、計算機を使いだしたりしますし。

それなのに、仕事が早いと言われるのには、「仕事の作り置き」があるからです。

作り置き その一。

作り置きには、2種類があります。

一つ目、数字やデータ。

このあたりは、常にストックしています。

全体の売上、客数、客単価、商品売上構成比、利益率などをチャネル別、業種別、地域別、RFM視点や、固定比率、人件費率など基本的なところに加えて、業界全体の数字も押さえるだけですが。

何かを話すときはそれらの数字にからませると、どんなにしょうもないアイデアでも、もっともらしく聞こえるから不思議です。

「売上を上げる施策をすぐに出せ!」と言われたら、自分たちがすぐにできることをするために、ストックしてある数字を元にササッと施策を打ち出せば、説得力があり、「おお、仕事、早いなあ」と思ってくれます。

このあたりの数字を持っていない人は思ったより多いので、それだけで調べる時間がなくなり、仕事が早く見えるんですね。

ただ、ノートに「作り置き」で書いておけばいいだけで、仕事が早く見えるので、誰でもできます。

作り置き その二。

二つ目、アイデアや社内リソース。

ボクは、悲しいかな、自分でアイデアを出せません。

基本的に人に聞きます。

人に聞くのも、何かあってからではなく、普段の雑談の中でストックしています。

「こんなうまくいった事例があった」「こんなことで困っているお客様がいた」といった報告書には上がってこないネタを集めています。

そのネタをつなぎあわせて、「アイデアの作り置き」しておくんです。

何かアイデアや施策を求められたら、そのアイデアと事例をササッとメールするだけで、仕事が早く見えます。

そして、そのアイデアをくれた人にも併せて連絡して絡んでもらうことで、仕事の負担が分散されて早く進みます。

どうでしょう。

「作り置き」をしておけば、仕事が早く見えそうですよね。

ぜひお試しください。

 

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今日は、いろんな打合せ。

1日1新:なし。

 

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